T4機で曲技飛行隊「ブルーインパルス」を展開する航空自衛隊第11飛行隊が創設
20周年を迎え、所属する東松島市の空自松島基地で2016年2月6日、記念式典が
あった。 ブルーインパルスが展示飛行を繰り広げ、節目を盛り上げた。

出典:河北新報



式典は格納庫で行われ、隊員やOB、OGら約160人が出席。 第11飛行隊長の日高
大作1等空佐が「20周年を迎えられたのは先輩方の尽力のたまもの」、第4航空団
司令の時藤和夫空将補が「東日本大震災のどん底から立ち上がった隊員に敬意を
表する」とそれぞれ式辞を述べた。

震災の津波で被災したT4機の尾翼をそのまま用いた高さ約3メートル、長さ約
5メートルのモニュメントの除幕もあった。 出席者は震災の記憶伝承と飛行の
安全に向け、思いを新たにした。



展示飛行では5機のT4機が宙返りや接近飛行、背面飛行といった華麗な技を披露。
基地周辺に詰め掛けた航空ファンは熱い視線を送った。

第11飛行隊は1995年12月に発足。 1998年の長野五輪開会式など、これまで
約360回の展示飛行を重ねた。 震災後は空自の芦屋基地(福岡県)で訓練を重ね、
2013年3月に松島基地に帰還した。

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