多言語翻訳 Samurai Global ~多言語のススメ~

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    タグ:90年代

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    本日の共産趣味は、「オアシス」



    オアシスとは、砂漠に浮かぶ一服の清涼剤・・・などでは、決してなく、
    ワープロの名前。
    90年代に、ロシア語を学んでいたお方たちにとっては、涙が
    ちょちょ切れる程、懐かしい
    一品となっております(^-^)b ロシア文字とも呼ばれる「キリル文字」がPCに本格的に
    対応したのは、Windows ME、並びに、Windows 2000以降。 それでは、これ以前は、
    どのように、このキリル文字を打ち込んでいたかと申しますれば、以下の手段しか
    ありませんでした。

    ① ワープロでのコード打ち
    ② タイプライターでの打ち込み
    ③ ローマ字入力

    まず、1つ目の「コード打ち」なのですが、数字4~5つを組み合わせた、いわゆる、記号の
    ようなもの。 よって、キリル文字1つを打ち込むためには、数字を4~5つもたたかねば
    ならず、面倒、かつ、非常に分かり辛い。 2つ目の「タイプライターでの打ち込み」は、
    ご存じの通り、最近では、すっかりと姿を消してしまったタイプライターによる、1文字づつの
    打ち込み作業。 ここで、うっかりと打ち間違いなどを致しますと、タイプライター自体に
    「消去」ボタンなるものも付いていたのですが、基本的に、後から手書きで修正するのが
    その主な修正方法でした。 3つ目の「ローマ字入力」なのですが、こちらは、日本語で言う
    ところの、「ローマ字入力」と全く同じで、ロシア語を発音通りに、そのままローマ字で
    打ち込むというもの。

    90年代は、ロシアとのやり取りは、主に、手紙での「文通」がメインでしたが、その後、PCの
    普及により、メールでのやり取りが発生したのですが、2000年近くになるまでは、「キリル文字」
    での打ち込みが出来なかったため、ローマ字によるメールのやり取りが頻繁に行われました。
    このローマ字打ち、私はそのちょうどド真中の世代であったため、今でも、ロシア語を打ち込む
    才には、ローマ字で入力をしてから、その後エンターキーを押して、キリル文字に変換して
    おります。 ロシア人といえども、未だにこのローマ字入力を使っている人も多いという、不変の
    入力方法♪ よって、私の場合は、ロシア語をローマ字で全て書かれても、理解出来るのですが、
    ロシア語をローマ字で発音通りに記入すると、ほぼ、チェコ語、ポーランド語他と同じになります。

    スラブは、若干、記入方法に違いはありますが、お互いにかなり似ており、殆ど理解可能レベル
    ではあるものの、基本的にロシア語をローマ字で書かれると、口で発音して、音を確かめながら
    聴き取らないと、ぱっと見ただけでは、何が何やら、訳が分からない状況となります。 これは、
    日本語をローマ字で表記されると、なかなか理解し辛いのと、全く同じ。
    66d028da.jpg


    さて、話を懐かしの「オアシス」に戻しますと、実は、私、大学の卒論をロシア語で書き上げた
    のですが、当時のPCには、先に述べた通り、キリル文字が全く対応していなかった。 手書き
    での卒論の提出などと言う事は、毛頭考えておりませんでしたので、最終的に、この
    「オアシス」でのコード打ちにチャレンジせざるを得なくなりました。 学生時代には、既にPCの
    授業なるものもあったのですが、私の場合は、授業なんぞには、最初から参加などはせず、
    通訳の仕事で日々実践を積んでおりましたw PCの授業では、学期末にその授業の総仕上げ
    として、何かの課題を後日フロッピーに記録して提出せよとのお題を出されたのですが、友人の
    課題をそっくりそのままコピーをして、何食わぬ顔で提出を致しましたところ、何と!「A」を取って
    しまったという、当時は、そんな程度のPC能力であったため、コード打ちが妙に遅かったw

    このような経緯で、ロシア語のコード打ちが避けられない状況となってしまったのですが、実は、
    ロシア語で文章を書き上げるよりも、こちらのコード打ちの方が大変という事が、後日判明。
    ロシア語で書いた文章は、日本語からの文章をある程度まとめつつ、その当時一番仲が
    良かった、サハリンからの留学生である朝鮮系のロシア人にネイティブチェックを入れて貰い、
    ゼミの担当であった教授の研究室に連日入り浸り、ひたすら、コード打ちを続ける事、丸3カ月。
    ついに完成したその卒論は、今でも、実家のフロッピーに残っておりますが、Windows 95
    以前のバージョンによる保存なので、今では、開けるのかすら分かりませぬ。

    このコード打ちを具体的に表現すると、例えば、ロシア語の「ж」の文字を打ち込むためには、
    「1578」等々のコードを入力するという、何とも面倒極まりないもので御座いました。
    実家に電力式のロシア語タイプライターが保管してあったため、ついでにご開帳してみました。
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    本日の共産趣味は、「オアシス」

    オアシスとは、砂漠に浮かぶ一服の清涼剤・・・などでは、決してなく、 ワープロの名前。
    90年代に、ロシア語を学んでいたお方たちにとっては、涙が ちょちょ切れる程、懐かしい
    一品となっております(^-^)b ロシア文字とも呼ばれる「キリル文字」がPCに本格的に
    対応したのは、Windows ME、並びに、Windows 2000以降。 それでは、これ以前は、
    どのように、このキリル文字を打ち込んでいたかと申しますれば、以下の手段しか
    ありませんでした。

    ① ワープロでのコード打ち
    ② タイプライターでの打ち込み
    ③ ローマ字入力

    まず、1つ目の「コード打ち」なのですが、数字4~5つを組み合わせた、いわゆる、記号の
    ようなもの。 よって、キリル文字1つを打ち込むためには、数字を4~5つもたたかねば
    ならず、面倒、かつ、非常に分かり辛い。 2つ目の「タイプライターでの打ち込み」は、
    ご存じの通り、最近では、すっかりと姿を消してしまったタイプライターによる、1文字づつの
    打ち込み作業。 ここで、うっかりと打ち間違いなどを致しますと、タイプライター自体に
    「消去」ボタンなるものも付いていたのですが、基本的に、後から手書きで修正するのが
    その主な修正方法でした。 3つ目の「ローマ字入力」なのですが、こちらは、日本語で言う
    ところの、「ローマ字入力」と全く同じで、ロシア語を発音通りに、そのままローマ字で
    打ち込むというもの。

    90年代は、ロシアとのやり取りは、主に、手紙での「文通」がメインでしたが、その後、PCの
    普及により、メールでのやり取りが発生したのですが、2000年近くになるまでは、「キリル文字」
    での打ち込みが出来なかったため、ローマ字によるメールのやり取りが頻繁に行われました。
    このローマ字打ち、私はそのちょうどド真中の世代であったため、今でも、ロシア語を打ち込む
    才には、ローマ字で入力をしてから、その後エンターキーを押して、キリル文字に変換して
    おります。 ロシア人といえども、未だにこのローマ字入力を使っている人も多いという、不変の
    入力方法♪ よって、私の場合は、ロシア語をローマ字で全て書かれても、理解出来るのですが、
    ロシア語をローマ字で発音通りに記入すると、ほぼ、チェコ語、ポーランド語他と同じになります。

    スラブは、若干、記入方法に違いはありますが、お互いにかなり似ており、殆ど理解可能レベル
    ではあるものの、基本的にロシア語をローマ字で書かれると、口で発音して、音を確かめながら
    聴き取らないと、ぱっと見ただけでは、何が何やら、訳が分からない状況となります。 これは、
    日本語をローマ字で表記されると、なかなか理解し辛いのと、全く同じ。
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    さて、話を懐かしの「オアシス」に戻しますと、実は、私、大学の卒論をロシア語で書き上げた
    のですが、当時のPCには、先に述べた通り、キリル文字が全く対応していなかった。 手書き
    での卒論の提出などと言う事は、毛頭考えておりませんでしたので、最終的に、この
    「オアシス」でのコード打ちにチャレンジせざるを得なくなりました。 学生時代には、既にPCの
    授業なるものもあったのですが、私の場合は、授業なんぞには、最初から参加などはせず、
    通訳の仕事で日々実践を積んでおりましたw PCの授業では、学期末にその授業の総仕上げ
    として、何かの課題を後日フロッピーに記録して提出せよとのお題を出されたのですが、友人の
    課題をそっくりそのままコピーをして、何食わぬ顔で提出を致しましたところ、何と!「A」を取って
    しまったという、当時は、そんな程度のPC能力であったため、コード打ちが妙に遅かったw

    このような経緯で、ロシア語のコード打ちが避けられない状況となってしまったのですが、実は、
    ロシア語で文章を書き上げるよりも、こちらのコード打ちの方が大変という事が、後日判明。
    ロシア語で書いた文章は、日本語からの文章をある程度まとめつつ、その当時一番仲が
    良かった、サハリンからの留学生である朝鮮系のロシア人にネイティブチェックを入れて貰い、
    ゼミの担当であった教授の研究室に連日入り浸り、ひたすら、コード打ちを続ける事、丸3カ月。
    ついに完成したその卒論は、今でも、実家のフロッピーに残っておりますが、Windows 95
    以前のバージョンによる保存なので、今では、開けるのかすら分かりませぬ。

    このコード打ちを具体的に表現すると、例えば、ロシア語の「ж」の文字を打ち込むためには、
    「1578」等々のコードを入力するという、何とも面倒極まりないもので御座いました。
    実家に電力式のロシア語タイプライターが保管してあったため、ついでにご開帳してみました。
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