東北電力女川原発は、津波災害での事故は免れたものの、これまでに、度々地震での
運転停止や、非常用電源回路の喪失事故を起こしているため、実際に事故が起きた際の
具体的な避難場所を含めてのより実践的な訓練が必要。 特に、原発立地自治体の石巻は、
市の全域が全て30キロ圏内に入るため、30キロ圏内の自治体だけでは、全住民の
受け入れは不可能となっており、どの自治体が、どの程度の数の避難者を受け入れるのか、
具体的な数値を決めなければならない。
女川原発の体育館には、最大で364名が3ヶ月以上にも渡り、避難生活をしていましたが、
大手メディアは、その事実を一切報じませんでした。 また、女川原発は、4月7日に起きた
余震により、5本ある非常用電源回路の内、4本までもが消失し、後もう1本電源回路が
消失していたら、福島と同じ運命でしたが、その事もこのビデオではハッキリと言っている
ため、必見です。
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有事の際には、原発からギリギリ30キロ圏外にある涌谷町、美里町が、その受け入れ先の
最前線になります。 原発のすぐそばに、航空自衛隊があるのは、全国でも石巻のみ。
実は、女川原発は、撮影禁止のため、これ以上の画像はありません。
日本で唯一のアクロバット展示飛行が出来る「ブルーインパルス」の本拠地は、石巻地区
なので、全国の航空祭等でも、被災地の状況や、原発問題等もハッキリと言うべき。
入間基地や百里基地まで、ブルーインパルスを見に行った際には、「ブルーインパルスは、
被災地からやって来た」とは1度しか言わなかった。
こちらの動画では、石巻市長面・尾崎地区には、震災後2年5ヶ月間も電気がなかったと
ハッキリと言っています。 尚、この両地区に水道が開通したのは、東日本大震災から
4年8ヶ月後の2015年11月。
出典:河北新報
>>トップページに戻る東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の重大事故に備え、県と原発から
30キロ圏にある女川町など7市町は2015年10月30日、本年度の県原子力
防災訓練を実施した。 自治体や自衛隊など70機関と住民約2万8000人が参加し、
非常事態での対応や避難手順などを確認した。
訓練は宮城県沖で地震が発生し、運転中の2号機が自動停止後に全交流電源と
原子炉冷却機能が喪失。 炉心が損傷し、外部に放射性物質が放出された
との想定で行われた。
現地災害対策本部が置かれた仙台市宮城野区の暫定事故対応拠点
(オフサイトセンター)では、国や県、7市町と参加機関の担当者が情報収集や
住民への避難指示といった対応の確認に追われた。 村井嘉浩知事や7市町の
首長らがテレビ会議を通じて状況を報告し、国に支援を要請した。
7市町では住民も参加し、バス、自家用車での避難や屋内待避、ヘリコプター
でのけが人搬送などに取り組んだ。 原発事故に備える避難計画策定後初の
訓練となった東松島市は、30キロ圏の住民に防災無線やエリアメールで屋内
待避を指示し、小中学校12校の屋内待避状況を確認するなどした。
登米市豊里町から同市米山町の中津山公民館に避難した無職酒井和義さんは
「訓練はスムーズに終わったが、本当の事故の場合は大変な渋滞になる
恐れがある。 狭い道もあり、大型バスでは進みにくいかもしれない」と指摘した。
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