ブラック企業の求人広告に限って、何度も何度も長年に渡って広告を出し続けている
ため、非常に精度が上がり、他社と比較しても、魅力的な求人広告となっている。
最近の首都圏の企業は、大手企業も含めて、概ね、殆どの企業がブラック企業と
言って間違いないレベルまで企業の質が落ちている。 長引くデフレ不況により、
買い手市場は変わらず、低賃金に支えられたデフレ時代の勝ち組も、最近では、
ブラック企業の烙印を押されて、続々と赤字へと転落を果たしている。  何度も長期に渡り、
求人広告を出し続けている企業は、間違いなくブラック企業のみ。 そのせいで、有効
求人倍率も偽りの数字のまま。 同じ求人なのに、人材会社5~6社に同時に声を掛けて
いるため、実際の倍率は、10倍以上と言うのはザラ。

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入社する人材が多い企業は、事業を拡大をしている訳ではなく、辞めて行く人が
多いと言う事。 回転率が良くて儲かるのは、飲食業界だが、企業内での人材の
回転率が上がると、その分だけ、経験値が下がる。 それと比例して、品質も
低下する。 それが原因となり、品質が低下して世界で売れなくなったのが
日本製品。

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逆に、定着率が高い企業の場合は、さほど求人広告を出さないため、余り魅力的な
求人広告にはならない。 利益を出せば出すほど、それを社会に還元しよう
とはしない、『儲けた者勝ち』の経営者だらけとなってしまったため、最近では、
『世代間格差』が、完全に目に見えて感じられるようになった。 経営者は、利益を
独占せずに、今度の世代の事を考えて、社会に還元すべき。 そもそも国がブラックだから、
企業もブラック化するのか、または、その逆の、人間がブラックだから、国もブラック化
するのかを定義するのは、非常に難しいところ。

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転職でキャリアアップという感覚がない日本では、転職を繰り返せば、繰り返すほど、
待遇も報酬も落ちて行くばかり。 ブラック企業からブラック企業へと転職を繰り返すと、
心身共に、ボロボロにされてしまう。 現在の日本の労働環境は、韓国とさほど大差がない
ところまで落ちている。 2016年には、日本の国民1人当たりのGDPは、中国どころか、
韓国にすら抜かれるとか。

日本がこの先、国際社会で生き残るためには、富を独占し、人材を使い捨てにしている、
大企業の『財閥解体』と、無能な『バブル入社組み』のリストラ以外ない。 下の
世代を食い物にして、ろくに働きもせずに、自分だけ安定した収入を得るのは、間違って
いる。 そんな間違った世界を作り出したのは、そもそも自民党。

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