ロシア語の『40』の発音が他の数詞とまるで異なるのは、その昔、クロテンの
毛皮を取引していた時代に、『40』をひと山にして取引していた名残。

そのひと山の事を『сорок(ソーラック)』と呼んでいたため、他のスラブ語とは
異なり、ロシア語だけは、40をそう呼ぶようになった。 もうひとつ気を
つけたいのは、『90(ジェヴェノースタ)』で、慣れないと、最後に
『сто(ストー)』があるので、『900』に聞こえます。

数詞の格支配は、今回は、省略しますが、特に気を付けなければならないのが、
『20』の後の名詞は、『複数生格』になるのに対して、『21』の場合は、
『単数主格』、『22~24』までは、『単数生格』、『25~30』までは、
『複数生格』となり、それ以降、同じ繰り返しになります。 因みに、
『0』の後は、『複数生格』となります。

但し、『1』だけは、男性・女性・中性・複数の区別があるのと、『2』も
男性と女性の区別があります。 特に『2』は、かなり慣れたロシア語
学習者でも、男性と女性を間違えるため、非常に注意が必要です。

ここまで書くと、拒否反応を起こす人もおりますが、これがロシア語の
基礎なので、仕方がありません。 これを日々、呪文のように繰り返して、
全て覚えるしかありません。



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