東京通詞 ~多言語のススメ~

世界各国のニュースを知る事により、多言語、多文化
共生社会を目指します。
日本ではなかなか伝えない世界各地の真実を伝えます。

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    タグ:被災地

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    相変わらず、被災地をまともには報道しようとしない日本の報道には、辟易とするのだが、
    羽生選手は、被災地である仙台出身であるため、その事実を良く知っていて、だから、
    以前何かのインタビューで、被災地の事は何も話したくないと言ったのだが、内心は、
    かなり怒っていると思う。


    復興関連のイベントにも何度か参加したが、結局最後は、どこでも『頑張ろう福島!』で終り、
    こちらは、すぐ隣町だけで6,000人以上も死亡しているのに、結局は、『頑張ろう福島!』と
    言わされる者の気持ちとか、一切考慮していないと思います。 宮城県の被災状況と比較すると、
    福島は、かなりましな被災度合いだが、それでも、情報操作によって、福島の事ばかりが
    取り上げられる。

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    福島の原発被災地の場合は、建物が殆ど残っているため、一時的にでも、避難をすれば
    良いだけの話で、宮城県の津波被災地の場合は、逃げ遅れた人、逃げ方を間違えた人達は、
    全員死亡した。

    羽生選手の場合は、遅々として何も進まない被災地に対する苛立ちが、こうさせていると
    思う。 被災地以外の人間は、被災地を知らず、被災地在住の人間は、それ以外の地域を
    知らず、お互いの現実乖離が酷過ぎる。

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    宮城県の被災状況は、やはり、地元出身者ではない人は、余り強くは語れない。
    宮城県は、元々、半分程度が仙台弁のみで話している地域であるため、仙台弁が
    完全に理解出来ないと、完全に中には入って行けない。 しょせん、ヨソ者扱いを
    されるだけ。 このヨソから来た人達は、周囲を気にする余り、地元の人間に
    対しては、余り強くは言えない。



    被災者の被害者意識は、増大するため、自分だけが被害者だと思いがちだが、
    それは間違っている。 今でも、内陸部では、沿岸部を見たくないと言う人が
    多数居るが、今の現実を完全に受け止めて、この先、この事を一生忘れるなと
    言いたい。 石巻が一番地獄を見たのも十分知っているが、それでも、もう少し
    だけ、周りを見てくれても良いと思う。

    被災地で、略奪はなかったと言う話は、全くのウソで、実際の被災後は、略奪
    だらけだった。 それでも、東北には優しい人が多いため、警察には届けな
    かったり、逆に、困っているのであれば、持って行って下さいと言った人が
    多かった。 宮城県内では、遺体を燃やすための燃料が足りなかった時に、
    関東では、放射能汚染瓦礫受け入れ反対と言っていたことを一生忘れては
    いけない。 最大被災地である石巻では、遺体がまだ道端に転がっていた時期に、
    関東では、『カラオケ如何ですか?』と言われた事もこの先一生忘れない。



    3月12日に、石巻に救助に来ている外国人の通訳を依頼されたのだが、
    被災度合いが余りにも凄まじ過ぎたため、結局は、石巻までは行けなかった。
    被災当初は、飛行機しか移動手段がなかったため、ようやく実家に帰れたのは、
    新幹線が福島まで再開したゴールデンウィークだった。 それまでは、親とも
    一切連絡が取れず、関東には、詳しい情報もなかなか入って来なかったのだが、
    福島県内では、放射能の話題がタブーのように、宮城県内では、死亡した人の
    話題がタブーであるため、今でも自分の友人、同級生、知り合い、親戚、その他
    諸々、誰が死んで、誰が生きているのか、詳しい事は分からない。 知った
    ところで、どうする事も出来ないので、あえて、聞かない様にしているのも事実。



    『がんばっぺし』という言葉を良く目にしたり、耳にしたりするが、一番言って
    やるべき言葉は、『あんだも頑張らいん』だと思う。

    【お勧めの一冊】


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    止められない、止まらない、まるで、カッパえびせんのキャッチフレーズのような日本の
    公共事業。 被災地における、震災復興建設事業のその殆どは、地元の建設業界を
    完全無視して、中央資本の大手ゼネコンばかりが事業を受注したため、東日本大震災
    での最大の被災地の石巻では、実際は、取り壊す必要性がない建物ですら、全て取り
    壊されて、今では、一切何もない更地になった。 これは、中央資本のマンモスゼネコンが、
    大々的に、新規での工事を受注するために、何もかも取り壊したと見る事が出来、恐らく、
    政治献金を使って、政府を買収したものと思われる。 その証拠に、被災地に行くと、
    あちこちに『鹿島』という名を掲げた工事現場ばかりが目に付く。
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    建設マフィアらによる公共事業の『甘い蜜』の奪い合いは、今に始ったものではなく、
    かなり以前から存在するものだった。 石巻では、倒壊家屋に押し潰された遺体は、
    7月まで重機がなかなか市内に入って来なかったため、約4ヶ月間もそのままにされた。
    これは、元ピースボート代表の辻本清美が、県境で重機を止めていたと噂されている
    のだが、そのピースボートは、石巻市内のボランティア事業で、相当な利益を上げている。
     
     
     
    ピースボートは、被災当初、ボランティアの参加費用として、1人に付き、6,000円程度を
    徴収していたのだが、、恐らく、これにより、かなり莫大な利益を手にしたものと思われる。

    私は、この事実を被災直後から知っており、特に自分の地元であったため、尚更悲しく
    なったのだが、何も知らない人たちの『誰かの役に立ちたい』という純粋な想いを利用して、
    利益を得るのは、もう止めるべきだと思う。 結局バカを見るのは、何も知らない正直者
    だけなのではないかと思う。 わざと国民を白痴化し、隙間産業と称して、お金を巻き上げて
    いるようにしか見えない。

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    震災復興のための宮城県内の有期臨時職員の時給は、概ね、どこの市町村でも、最低賃金
    ギリギリの740円前後なのだが、それを尻目に、宮城県が退職職員に公費で金杯を贈っていた。

    バブルに酔いしれている時代であれば、特に反対もしないのだが、津波災害により、約1万人
    以上も死者を出した宮城県でこの有様とは情けない。 この行政と一般市民の感覚とのズレは、
    如何ともし難く、東日本大震災の最大の被災地である石巻では、市長が、市内にある避難所を
    訪れた際に、なけなしのコーヒーを出して貰ったにも関わらず、『こんなもの飲めない』と拒否。
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    それと時を同じくして、石巻市内にある消防団では、外の地獄絵図など全くお構いなしで、連日、
    飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎが繰り広げられていた。 すぐお隣の山形の女性県知事などは、
    被災地を訪れる際に、『毛皮のコートでなければ行かない』などと、駄々をごねる始末。

    同じく、被災地である筈の仙台市長に至っては、自身が、災害時に、さほど役に立たなかった
    事など、全て棚上げして、パンダを招致するなどと、絵空事を述べ、県民から軽蔑された。
    その後、このパンダ騒動は、収束したのだが、政令指定都市の中で、最も職員の給与が高い
    仙台市は、世間の好景気を鑑みて、2015年度から、職員の給与の値上げを実施した。

    但し、復興関連の有期雇用社員たちの給与は、ほぼ上がらなかったのだが、最低賃金の
    見直しにより、数円程度上がったのみ。 これで、被災地では職員が足りませんと言われても、
    自業自得というものなのでは。
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    今でも、この『Pray for Japan』をFace Bookのプロフィール写真に掲げて
    いる人をたまに見掛けるが、その割には、被災地などには一切関心がなく、
    一体何のために、これを掲げているのかと、前々から疑問に感じていたが、
    それは単に、『私は善人です』と周囲に知らしめたいだけで、結局は、被災地の
    ためにはなっていないと思う。 今でも被災地を継続して助けているのでは
    ないのであれば、これを掲げるのは止めるべきでは。

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    私の実家は、11年前の宮城県連続地震の際に、周辺地域全てが倒壊し、震度6強
    連続4回という史上最大の被災地だったのにも関わらず、被災地指定を外され、
    ボランティアがやって来たのは、ものの数ヶ月程度。 人口が少ないという安易な
    理由により、被災地指定を外されたため、当然、義捐金は一切届きませんでした。
    周りの全ての家屋が倒壊しても、結局は、倒壊家屋の件数だけで判断されてしまうため、
    団体様でなければ、日本では、被災も出来ません。

    すぐ近所の小学校には、2年間だけ、仮設住宅がありましたが、丸2年間で強制的に
    撤去されたため、家の再建が出来なかった人たちは、皆町から出て行きました。
    私の実家にも『倒壊判定』の赤紙が張られましたが、私の母親は、避難所には一切
    行かず、自宅で過ごしました。 避難所に行くと、食事が貰えたのですが、それすら
    貰いませんでした。

    その後の余震は、半年以上も続いたため、常に家屋が倒壊する危険性がありましたが、
    そのまま家に残りました。 災害時に、被災地指定から外されると、どうなるかと言うと、
    倒壊家屋の瓦礫処理が、全て自腹となります。 よって、私達の場合は、瓦礫処理代
    として、1件につき、60万~200万円程度それぞれ支払いました。

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    近所の神社とお寺も倒壊したため、檀家代として、5年間、毎年5万円づつの寄付を
    取られました。 小学校と中学校に対しても、寄付を取られましたが、その見返りとして
    貰ったものは、タオル1枚だけ。 その時に、すぐ隣の石巻は、全く無事でした。

    大規模な地震が連続であった割には、死者は1人も出なかったため、その後は、全て
    忘れ去られました。 大量に死者を出して、4年半以上経過しても、未だ忘れられないのと、
    家が無くなっても、ものの数ヶ月間だけで忘れ去られるのとでは、どちらがましなのかと、
    常々考えていますが、石巻の人たちに、この事を言っても、殆ど覚えてはいないため、
    如何に人事としてこちらの災害を捉えていたかが良く分かります。

    東松島と松島は、この時にこちらと一緒に被災したため、当時の状況を良く覚えて
    いるのですが、こちら側と石巻との関係が完全に溝になっているのを知っているのは、
    地元以外の人間では居ないと思います。 石巻の人たちは、自分たちが一番不幸だと
    常々言っていますが、それでは、完全に見捨てられた我々はどうなるのかと、
    言い返してやると、何も答えられないのは何故。

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    東北電力女川原発原子力保安委員会の建物は、JR石巻線の女川駅前に
    あった施設で、東日本大震災により発生した大津波により、ことごとく
    破壊されたため、被災後、真っ先に取り壊されて、瓦礫として処理された。
    女川原発からは、直線距離で、7.5キロ、但し、実際は、山道を曲がりくねって
    進まなければならないため、女川の町から原発までは、実際には18キロ
    離れている。

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    女川原発の避難区域は、東日本大震災で被災するまでは、5キロ圏内のみ
    であったため、もし、女川原発でも事故が起きていたならば、地域住民は、
    福島と同じく、完全に見殺しにされたと言える。

    女川に到達した津波の高さは、遡上高で約43メートルとなっており、
    津波浸水高では、約25メートルの津波が到達している。 東日本大震災で
    発生した津波の高さでは、女川が最大の高さとなっており、被災による
    死亡者も住民の10人に1人以上が死亡している最大の被災地である。

    津波被害に関して、女川は福島の比などではなく、この画像を見て、原発の
    再稼動に異を唱えない人間は、単なる金の亡者にしか過ぎない。

    尚、原発立地自治体の石巻市長と女川町長、並びに、宮城知事は、被災後、
    1ヶ月程で、女川原発の再稼動に合意した。

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    海外メディアが伝えているフクシマの津波の画像は、殆ど全てが、宮城県の
    画像ばかりで、東日本大震災で、深刻なダメージを受けた被災地は、宮城県の方
    である事を忘れてはなりません。 3年半ほど前までは、ドイツやフランスの
    メディアも毎日見ていたのだが、海外の報道は、余りにも偏っていたため、
    それ以来、基本的に、海外メディアを見るのを止めた。

    海外メディアでは、宮城県の津波災害の動画を平気で間違って使用している
    のにも関わらず、その深刻な被災度合の内容は、全くと言っても良いほど伝え
    なかったため、宮城県の被災状況を正確に把握している人間は、実は少ない。

    2014年10月11日、東日本大震災発生から43回目の月命日
     
    死者       行方不明
    宮城県 9,538人  1,258人
    岩手県 4,673人  1,132人
    福島県 1,611人  204人
    全国 15,889人    2,598人

    全国避難者数 24万3千人

    東北を忘れない。
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