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50年絶えていた東京都区内での海水浴場を復活させるための『海水浴社会実験』が、
東京都にある葛西海浜公園で7月18日から開始され、8月30日までの間の週末と
お盆期間中の合せて20日間、沢山の海水浴客で賑わった。

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東日本大震災の際には、この葛西臨海公園付近を流れる、荒川と江戸川の放射性
物質による汚染問題が都民の側から、かなり問題視されたが、今回は、その点は、
一切触れられず、50年ぶりの江戸前での海水浴場の復活のみが注目された。

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荒川が付近を流れる南千住の某小学校の校庭では、被災直後に、約7マイクロ超、
綾瀬駅前では、約1.2マイクロが測定されているが、都内で唯一、住民からの
放射線量の公表を最後の最後まで拒み続けていた荒川区は、被災から、2年近くも
経過してから、ようやく重い腰を上げ、荒川区のHP内でのみ、区内の線量を公表したが、
その線量たるや、福島にも負けず劣らずの状況で、全く呆れ返るばかりの数値が
並べ立てられていた。 この時に、埼玉県内を流れる荒川上流から、セシウムが
検出されたが、その事実も今回の海水浴場復活の際には、一切触れられないまま。

専門家の話では、荒川、江戸川河口付近の東京湾海底土の汚染は原発20キロ圏内と
同等で、ホットスポット化しており、江戸川河口で872Bq/kg、河口から8キロ付近では
1623Bq/kg。 この場所に大量のセシウムが溜まっており、溜まったセシウムは、
徐々に河口に移動しているが、事故後、概ね、6ヶ月で東京湾に到達した計算となる。

東京湾の汚染がもっとも酷くなるのは被災から2年2ヶ月後と言われており、東京湾の
閉鎖性から考えて、汚染は10年以上溜まったままになると見られている。
 
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被災地に関する報道も首都圏では、まともにはしていなかったが、すぐ足元である
都内の実情も特に何も報道はしなかったため、この程度の認識になった模様だが、
本来、中立であるべき公共放送のNHK付近も、被災当初はかなり線量が高かった
にも関わらず、NHKは完全にその事実を無視した。 葛西臨海公園付近は、4年前の
丁度今頃は、0.66ミリマイクロ超あったが、葛西臨海水族園内で、マグロが原因不明の
まま大量死したのは、放射性物質と無関係とは言い切れない。

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