パリの街を歩いて見ると、整備された道路や街路樹、建物のひとつひとつ、
それから庭園や公園等が、れっきとした芸術作品であることに気付かされる。
店のショーウィンドウもさりげなくおしゃれに飾り立てられている。

ファッション界でも年に春と秋の2回、パリコレクションが行われ、斬新な
デザインを発表している。 パリは、19世紀頃から、多くの画家たちが集まり、
作品を次々に発表し、美術界をリードして来た。 日本の画学生たちにとっても、
パリは憧れの街で、多くの画家の卵たちがパリを訪れた。 そうした画家たちの
中では、佐伯祐三(1898~1928年)、や藤田嗣治(1886~1968年)、岡本太郎
(1911~1996年)らが知られている。

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『芸術の都』とも呼ばれるパリには、美術館や博物館が100ヶ所近くもあると
言われている。 三大美術館として、ルーブル美術館、オルセー美術館、
ポンピドゥー芸術文化センター内の国立近代美術館を挙げることができる。

ルーブルは、古代オリエントから19世紀半ばぐらいまでの世界の美術品、
オルセーは、19世紀の作品が中心で、特に、印象派の作品が多く見られる。
そして、国立近代美術館では、主に20世紀の作品を見ることができる。 この他
にも、小規模ではあるが、個性的な魅力ある美術館がたくさんあり、ロダン
美術館やギュスターブ・モロー美術館、ピカソ美術館等がある。

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ユニークな美術館としては、フランス中世の発掘物やタペストリーを集めた
中世美術館やアフリカ、アジア、オセアニア等の民族美術を集めたケ・ブランリー
美術館がある。 一部を除き、ほとんどの美術館は、スケッチをしたり、写真を
撮ったりすることは自由となっている。 ゆっくりと時間を掛けて楽しめる工夫が
なされている。

【お勧めの一冊】


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