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景気低迷を理由に、欧米メーカーのロシア離れが急速に進んでいる。
米ゼネラル・モーターズ(GM)は3月、サンクトペテルブルクの工場閉鎖を
発表し、市場に衝撃を与えた。 『オペル』ブランドの販売も年内に
終了する予定。 仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)や
独フォルクスワーゲン(VW)も今春、相次ぎ生産台数を削減すると
報じられた。 日本メーカーも苦戦が続く。

現時点で、大幅な生産縮小や撤退などは伝えられていないが、販売は高級車を
除き、急落している。 日本企業の関係者からは、自動車市場の落ち込みは
リーマン・ショック以来の規模になるとの指摘も出ている。
 
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ロシアは現在経済制裁の真っ直中に居るため、ルーブルの下落が
続いているが、元々、ソ連末期~2000年ぐらいに掛けて、何度か
経済危機に見舞われているため、経済制裁が解除されれば、ロシア市場は
元に戻る。 よって、ロシア進出は、今が絶好の機会と見る事が出来るが、
むしろ、撤退方向に動いている西側諸国はロシア市場の事をまるで
理解していない。

旧ソ連から独立を果たし、新生ロシアになりたての頃も、日商岩井と丸紅を
除き、当時ロシアにあった日本企業はほぼ全て撤退したが、その後、
元の状態以上まで経済が戻っている。

韓国車の利点は、ロシアと同じくハンドルが左にあるところだけで、
車の性能としては、到底日本車にはかなわないため、極東での売上台数では、
圧倒的に日本車のシェアの方が上だが、中国車は、元々殆ど人気がないため、
例の『安かろう悪かろう』製品である事は、ロシアの消費者には周知の通り。
ロシア製の新車を購入するよりも、日本製の中古車を購入した方が車両の
性能が良いため、シベリアでは、8割方日本車ばかりが走っている。

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ロシアでは、前々から右ハンドルが規制されると言われ続けており、
その昔、右ハンドルを規制しようとして、シベリアでは、『極東共和国』の
独立宣言まで行ったため、ロシア政府としても、おいそれとは、右ハンドルを
規制出来ない。 但し、外国からの中古車輸入を規制する事を目的とした、
中古車への課税が数年おきに変更されているため、この先も右ハンドル車は、
安泰とは言えない。 現在では、中古車1台に対して、7,000ドルもの関税が
掛けられているが、車体の一部をバラして、部品として運べば、1,000ドル程度
まで下がるのだと言う。

カザフスタン等の中央アジアでは、既に右ハンドルに規制が入っており、
キルギスでは規制がなされていないため、キルギスでも右ハンドル車の
比率が非常に高くなっている。 右側通行の国で右ハンドル車を運転すると、
事故を起こす確立が高くなるため、右ハンドル車への規制が入らないように
するという点においても、ロシア人には、是非とも安全運転をお願いしたい。

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