2011年から続く貿易赤字。 その赤字額が年々増加していることはニュースで度々取り上げ
られている通りだが、2014年上半期の貿易赤字は5兆円を超え、またも前年同期を上回った。

財務省が2014年11月22日に発表した2014年度上半期(4~9月)の貿易統計速報
(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆4,271億円の赤字と
なった。 赤字幅は前年同期(4兆9,963億円)を上回り、比較可能な1979年以降、年度
上半期で過去最大を更新した。
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日本の貿易赤字の最大の原因は、円安を背景に、海外へ出て行った日本企業の海外工場で
生産している製品を日本へ逆輸入している事が最大の原因。 スーパー等で販売している
製品の裏側を見ると、『Made in Japan』は、既に殆どない事にすぐに気付く。

この自称国際企業は、この先も、税金対策や、人件費の問題等を理由に、日本へは戻っては
来ないため、この先も、日本の貿易黒字は望めない。 大手企業に限って、どんどん、より
安価なアジア市場へと出て行ってしまうため、日本全体の国力の低下は否めない。

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