糸井重里氏が、30年以上も前に書いた、キャッチコピー、『まず、総理から前線へ』。
自分や身内には甘く、他人には、とことん手厳しい国、日本での日常を賢く生き抜く方法と
致しましては、まず、敵を作らず、身内になってしまう事が大事。 よって、『お世辞』やら、
『歯の浮くような台詞』は、生活必需品。 むしろ、『正義』やら、『正直さ』などと言うものは、
力のある者しか持てない、贅沢品となっております。

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不況の嵐が20年以上にも渡って社会に吹き荒れた結果、企業側の体質もこの
失われた20年間で大幅に変貌を遂げ、リストラなど、日常茶飯事、それに乗じて、
文句のある者は、今すぐ辞めても構わないとばかりに、横暴な事ばかりを繰り返す
ようになったのが企業側。 売り手と買い手が対等な関係を保てなければ、
このような社会になってしまうという、絵に描いた見本のような国が日本となっている。

今では、お金さえ支払えば、誰でも、どこでも、気軽に『神』になれるため、何をしても
許されるというところまで、社会全体が落ちぶれ果てております。 その最たるものが、
給与さえ支払っていれば、そこで働く人たちをどう扱おうが、文句どころか、個性や
意見すら許さない、ブラック企業。 但し、最近では、その知名度が上がったためか、
逆に誰も相手にはしなくなったため、相対的に、その収益もマイナスに。

リストラの対象者となるのは、ブラック企業の社蓄ばかりではなく、大手企業の社員も
対象となるが、リストラをした場合、まずはじめに、転職が出来る能力のある人材から、
次々と会社を出て行ってしまうため、逆に、その企業に残れる人材は、無能、かつ、
人を平気でけり落とせる才覚を持った人間だけ。 但し、当のご本人は、無意識に、
他人を蹴落としている事にすら、気付いてはおらず、それが、逆に、社会の足を引っ張る
事に。

よって、リストラを敢行する場合は、一番立場の弱い、非正規雇用社員から切捨てる
のではなく、本来、影響力があり、強い立場の経営陣から、身を引いて貰った方が、
企業体質も劇的に変えられ、尚且つ、報酬が多過ぎる役員クラスの人材を1名切捨てた
だけで、非正規雇用者を3~4名雇用したままに出来るため、社会貢献にもなり、正に
一石二鳥。

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