2019年中に廃止が確定したJR札沼線(愛称:学園都市線)。 札沼線は、
札幌方面の八軒駅 - あいの里教育大駅間 11.4 kmは複線電化区間、その他、
北海道医療大学駅までは電化されているものの、その先のローカル感が
凄まじく、同じ路線とは思えない程の差となっている。 特に、浦臼駅⇔
新十津川駅間は1日1往復のみの運行となっており、午前10時00には最終列車が
新十津川駅から発車してしまうという、日本一の超ローカル線となっている。

札沼線の廃止が決定したのは、沿線自治体である、当別町、月潟町、浦臼町、
新十津川村がJRの廃止案に同意したためなのだが、廃止決定とは裏腹に、
札沼線の記念切符を販売していたため、石狩月潟駅、浦臼駅前、新十津川駅で
それぞれ3枚購入した。 正確に言うと、石狩月潟駅以外は無人駅であるため、
駅から程近い別施設内で販売を行っている。

【石狩月形駅&浦臼駅】
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1日にたった1本しか列車がやって来ない新十津川駅の最終列車は非常に早く、
午前10時00分。 新十津川とは、奈良の十津川村から開拓民がやって来たため、
この名前が付いたもの。 その他、北海道には、広島からの開拓民がやって来た
場所が北広島、宮城県白石市からの開拓民がやって来た場所が札幌市白石区、
宮城県亘理町からの開拓民がやって来た場所が伊達市、宮城県岩出山町からの
開拓民がやって来た場所が当別(札沼線の石狩当別駅は廃止対象外)と
なっている。

新十津川駅には、新十津川村役場の職員が常駐しており、1日に1本しか列車が
やって来ないのに、お土産屋ではグッズの販売を行っている。 列車でやって
来ても、ものの30分も滞在時間がないため、大体の人達は、車でこの駅に
やって来るらしい。

新十津川駅前にある『寺子屋』では、鉄道グッズを多数取り揃えており、
鉄道マニアでなくとも、かなり楽しめるすぽっととなっている。 尚、
新十津川駅から滝川駅までは、実質4キロ程度しか離れておらず、新十津川駅は
廃止されても実は余り困らない駅となっている。 滝川駅の方は函館本線上に
あるため、特急停車駅となっている。

【新十津川駅】
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札幌市豊平区にある羊が丘展望台は、よく北大のクラーク像と間違われるが、
こちらの有名な像は、北大にはないw 約9ヶ月間滞在した札幌を去る際に
言い残した言葉『少年よ大志を抱け』は非常に有名であり、札幌農学校は、
現在の北海道大学の前身。 その後、学校自体は、札幌農学校→東北帝国大学→
北海道帝国大学→北海道大学へと名を変えた。

羊が丘の中には、札幌ドームがあるのだが、現在、フランチャイズチーム
である北海道日本ハムファイタースが北広島への移転準備を進めているため、
もぬけの殻となった札幌ドームの末路はどうなるのか?

尚、クラーク像の傍らには、ひっそりと石原裕次郎の像もあるものの、
兄の素行の悪さにより、すっかりと忘れ去られ、いい加減、撤去されても
全くおかしくはないレベルまで落ちぶれ果てている。 尚、小樽にあった
石原裕次郎記念館は、既に潰れましたw

【羊が丘展望台&美瑛】
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その後、上川地方にある美瑛に移動したのだが、この日は、凄まじい数の韓国人と
中国人観光客でごった返しており、10年程前には、アジア人の観光客など1人も
居なかった北海道は、激変していた。

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