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奄美大島のすぐお隣りにある加計呂麻島への旅♪ 加計呂麻島は『男はつらいよ』の
最終話でロケ地に使われたことでも有名な南の島。 海は、奄美よりも、
加計呂麻の方が断然綺麗です♪ 加計呂麻は、ガジュマルの木が非常に見事でした。
南国の雰囲気がよく出ている場所となっています。



加計呂麻島へ渡るためのフェリー乗り場。 朝の7時丁度に出発で、それを逃すと、
昼の10時過ぎまでは、車では渡ることが出来ません。 奄美大島最南端の
古仁屋港から、加計呂麻の瀬相港までは、25分の船旅です。 加計呂麻では、
ハイビスカスの花が道端に普通に咲いています。 どこへ行っても、海が見える程、
海が近い。 海岸には、サンゴのカケラが沢山落ちています。 天候が余り良く
なかったため、海の色が、余り良くありませんでしたが、晴れ渡った時には、白い
砂浜が映えて、青緑色の海になります。

【加計呂麻島】

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海を見ながら、加計呂麻島佐知克にあるカフェ『かどくち』での朝食♪ これで
お値段800円となっています。 今は、サトウキビ畑での収穫が忙しいらしく、
この日は、たまたま朝からお店を開けていたそうなので、このお店に行く場合は、
事前に予約をして行かないと、閉まっている確率の方が高いそうです。 おまけで、
きび酢と作りたての黒糖を頂きました。

【かどくちとスリ浜】
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加計呂麻北部のスリ浜海岸。 『男はつらいよ』では、光男がカレーをおごって
貰った場所。 エメラルドグリーンの海が続く、加計呂麻島のひと時をお楽しみ
下さい♪

【かどくちとスリ浜】
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小高い丘にそびえ立つ、『むちゃ加那公園』に小さなお墓と歌碑がありました。
奄美民謡にもなっている『むちゃ加那節』は、そのメロディーラインからも分かる
通り、悲劇の物語を今に伝える地となっています。



その昔、戦争の舞台となり掛けた、安脚場(あんきゃば)。 沖縄は、戦場に巻き
込まれてしまいましたが、この加計呂麻島は、ギリギリのところで、その難を逃れ
ました。 戦時中は、この場所からアメリカの船を見張り、有事の際には、ここから
大砲で攻撃を行う計画だったそうです。 安脚場には、弾薬庫や砲台跡が残されて
おり、戦争の記憶を今に伝えています。

安脚場に今でも残されている防空壕と弾薬庫跡。 沖縄にも、これとほぼ同じ
ような設備があります。 南の島にも戦争の影は忍び寄り、人気のないこの地にも、
このような施設が建設されました。 最終的に、この地はアメリカ軍の上陸は
なかったものの、戦後、進駐軍がこの地にやって来て、この弾薬庫を占拠した
そうです。 アメリカが、かなり好戦的な国なのは前々から分かっていましたが、
このような設備を見ると、戦争の悲惨さが伝わって来て、今一度、戦争について
考える良い機会となりました。

【安脚場】
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安脚場の弾薬庫跡。 戦後アメリカ軍によって占拠され、その後暫くは、この
場所は使えなかったそうです。 ここから持ち出された火薬は、きっとどこかの
戦争で使われたのでしょう。 砲台跡もありますが、台座部分だけしか残っては
いないため、往時を偲ぶ事は出来ませんでした。

安脚場の砲台跡。 有事の折には、ここにあった砲台で、アメリカ軍を迎え撃つ
覚悟だったそうです。 今では、その砲台もなくなり、平和が訪れた事を実感
させてくれます。 戦争は、話し合いにより、回避可能なものですが、余りにも
自国の利益だけを押し付けると、戦争になります。 世界平和とは、相互理解から
始まるもの。 小さな一歩から平和が築かれます。

安脚場にある防備衛所跡。 ここから、機雷等を使って、アメリカの潜水艦の
侵入を監視していました。 コンクリート造りのため、設備が不気味なまでに、
そのままの状態で残っています。 日本の学校でも、チャラい授業内容ばかり
ではなく、このような事も正確に教えるべきです。 安脚場は、絶景ポイントと、
このような戦場跡を一度に見れる場所として、オススメです。 加計呂麻島は、
特にこれと言った観光地はないのですが、強いて言えば、この安脚場が唯一の
観光ポイントになるのかも知れません。

安脚場の弾薬格納庫跡。 沖縄が落ちた際に、最後の砦となる予定であった
安脚場には、このような設備がまだ取り残されています。 戦後70年を経て、
再度平和の意味を問う意味でも、一度は見ておきたい設備だと思います。

【徳浜】
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加計呂麻島の徳浜。 運が良ければ、ここからは、クジラを見ることが出来るとか。
ここも『男はつらいよ』のロケ地となった場所。 砂浜には、沢山のサンゴの
カケラが落ちています。 カワイイ猫が居たので、しばし戯れました♪ 加計呂麻島
土産は、基本的に、貝殻が多いです。 何度も海に通ってれば、このような綺麗な
貝殻も見つけられるのかも知れません♪ 

加計呂麻島にある海軍特攻隊震洋艇基地跡。 特攻艇とは、爆弾を積んで敵に
突っ込み玉砕する特攻隊の事。 その特攻隊の隊長は、文学者だったとか。
沖縄が陥落した場合、奄美がその最前線になる計画であったため、このような
設備が今でも残っています。 集団のためであれば、個人の命などは一切何とも
思っていないのは、今の日本と同じなのでは。。

【海軍特攻隊震洋艇基地跡】
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加計呂麻みやげの数々。 南国ならではの果物や、見たこともないような商品が
ありました。 特にオススメなのが、米から作った飲み物ミキ。 奄美名物なの
ですが、奄美には、水田が全くない割には、どこから、その米を持って来ている
のか疑問を感じました。 本州から運んでいるにしても、奄美名物なので、その
因果関係を知りたいです。

加計呂麻島の瀬相港から奄美大島の古仁屋港へと戻ります。 実は、この2つの
港は別々の島にあるのにも関わらず、同じ瀬戸内町という自治体の中にあります。
よって、このフェリーも町内便という扱いとなるため、370円という破格値で運行
されています。 奄美大島からその他の離島へ渡る際には、7,000円前後も掛かる
ため、この料金は、かなりの破格値です。 また、この古仁屋は、日本一の
マグロの養殖池としても有名な場所です。

【お勧めの一品】


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