アベノミクスの開始から、早数年が経過したが、サービス業界のサービス料金の
下落が止まらない。 これは、サービス業界だけに限らず、本来、専門職である筈の
通訳業界も値崩れが激しくなっており、
5年ぐらい前までは、派遣であったとしても、
時給5,000円前後ぐらいが相場だったものが、今では、1,800円前後が相場となって
いる。 例え、同時通訳、ウィスパリング通訳でもほぼ同額程度か、若干
高いだけで
あるため、通訳業では、ほぼ生活が成り立たなくなっている。

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翻訳業界の場合は、5年ぐらい前までは、1,800円前後が相場だったものが、最近では、
1,600円前後
程度まで下がって来ている。 酷いものだと、貿易事務よりも時給が下の
場合もある。 某ブラック翻訳会社では、TRADOSを使わない通常翻訳でも1ワード
辺り、たった2円しか支払われず、某刑務所に至っては、時給900円で常に通訳を募集
している始末。

お役所が『予算削減』を名目に、次々と時給を下げるため、結局はこうなるのだが、
その割には、好景気を鑑みて、自分達の
給与は上がっている。

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日本は、現在、膨大な財政赤字を抱えている筈だが、こんな火の車状態の中で、
公務員の給与ばかりを
上げるとは、これ如何に? 某マンモス自動車メーカーのTヨタは、
ロシアに進出する際に、
ロシア語の通訳を常時募集していたが、その時給は、名古屋
までの交通費、滞在費込で1,900円で、横浜の某N産は、同じく1,700円であった。

Tヨタに至っては、上述のように、まともな通訳を使わなかったために、サンクト・
ペテルブルグの現地工場が、既に瀕死の火の車状態となって
いるため、いつ撤退しても
おかしくはない状態となっている。

最近、サービス業の料金が落ちるところまで落ちてしまっている感

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