『瓦礫は金になる』 この情報を聞きつけたヤクザが、被災後の宮城県内には
多数押し寄せた。 現場での作業は、全て無償のボランティアに丸投げし、
実際は、彼らに報酬を支払った事にして、国や市から多額の委託費を貰った。

これは、原発内での作業においても、全く同じ事を言う事が出来、何重にも
連なる、中間搾取業者、いわゆる、派遣会社が、何社も間に入って来るため、
実際に原発内で作業をしている人たちは、かなりの低報酬で今でも働かされている。
実際に、被害を被るのは、『自分たちの地元を何とかしたい』と強く思っている
人たち。

c0139575_0403338

このような体たらくを許したのは、長らく政界に与党として君臨し続けている
自民党であり、『新しい働き方』の成れの果てが、このような雇用形態。
右肩上がりばかりを突き詰めると、このような社会的な『歪み』があちこちで
発生し、それをそのまま長年に渡って放置し続けたのが、現在の日本社会。

『昔取った杵柄』は、現在の日本社会では、一切通用しない。 40代後半以降の
年代は、バブル世代であるため、現在の日本の状況を一切把握していないばかり
ではなく、一々大昔の昔話ばかりをして来るため、むしろ、邪魔でしかない。

そもそも、30代、40代が国を支えられない国は、既に終っている。 老害、
並びに、所得・年代格差、情報規制により、この国は、既に脳死している。
無意味な商業主義を貫き通している現在の資本主義を続ける限り、この状態は、
決して好転しないと思う。 努力をしている振りをして、逆に社会のお荷物に
なっている人間こそ、派遣社員や、アルバイトの身分で十分なのでは。



この動画に出てくる、元ヤクザの聖職者の話なのだが、『洗礼を受けた事により、
過去の自分は死に、新しく生まれ変わった自分になれる』としているが、
それでは、その過去において、その人に殺されたり、暴力を振るわれた人は、
どうなるのか?と問いたいところ。

洗礼を受けただけで、過去が綺麗さっぱりなくなるのではなく、むしろ、
これまでに自分が犯して来た罪を重く受け止め、悔い改めた後、それを一生
背負って生きて行くべきなのでは。

【お勧めの一冊】


>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 外国語ブログ 通訳・翻訳(英語以外)へ
にほんブログ村