『瓦礫は金になる』 この情報を聞きつけたヤクザが、被災後の宮城県内には
多数押し寄せた。 現場での作業は、全て無償のボランティアに丸投げし、
実際は、彼らに報酬を支払った事にして、国や市から多額の委託費を貰った。
これは、原発内での作業においても、全く同じ事を言う事が出来、何重にも
連なる、中間搾取業者、いわゆる、派遣会社が、何社も間に入って来るため、
実際に原発内で作業をしている人たちは、かなりの低報酬で今でも働かされている。
実際に、被害を被るのは、『自分たちの地元を何とかしたい』と強く思っている
人たち。
このような体たらくを許したのは、長らく政界に与党として君臨し続けている
自民党であり、『新しい働き方』の成れの果てが、このような雇用形態。
右肩上がりばかりを突き詰めると、このような社会的な『歪み』があちこちで
発生し、それをそのまま長年に渡って放置し続けたのが、現在の日本社会。
『昔取った杵柄』は、現在の日本社会では、一切通用しない。 40代後半以降の
年代は、バブル世代であるため、現在の日本の状況を一切把握していないばかり
ではなく、一々大昔の昔話ばかりをして来るため、むしろ、邪魔でしかない。
そもそも、30代、40代が国を支えられない国は、既に終っている。 老害、
並びに、所得・年代格差、情報規制により、この国は、既に脳死している。
無意味な商業主義を貫き通している現在の資本主義を続ける限り、この状態は、
決して好転しないと思う。 努力をしている振りをして、逆に社会のお荷物に
なっている人間こそ、派遣社員や、アルバイトの身分で十分なのでは。
この動画に出てくる、元ヤクザの聖職者の話なのだが、『洗礼を受けた事により、
過去の自分は死に、新しく生まれ変わった自分になれる』としているが、
それでは、その過去において、その人に殺されたり、暴力を振るわれた人は、
どうなるのか?と問いたいところ。
洗礼を受けただけで、過去が綺麗さっぱりなくなるのではなく、むしろ、
これまでに自分が犯して来た罪を重く受け止め、悔い改めた後、それを一生
背負って生きて行くべきなのでは。
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