ヨーロッパでは、日本人とドイツ人は、良く似ていると比較されることが多い
のだが、日本人とフランス人の場合はどうなのだろうか? 余り共通点がない
ようの思われる両民族なのだが、真逆とまでは行かないが、ほぼそれに近い。

仕事に対する情熱に関しては、完全に真逆と言っても過言ではなく、フランス語
には『頑張る』という表現が存在しないことからも分かる通り、あくまでも無理を
しないのがおフランス流の働き方。 上司よりも先に帰宅することに関しては、
誰も罪悪感を持っていないばかりではなく、仕事が暇な時には、日本人のように
わざわざ仕事をしている振りをしなくても良いため、ストレスという観点から見た
場合でも、フランスの職場は、かなり楽かも知れない。

有給休暇の消化率は、常にほぼ100%、職場でも常に次のバカンスの話ばかりして
いるフランス人から見た日本の職場は、一体どうなっているのだろうか? ろくに
有給休暇すら取れず、その有給を消化出来ないのであれば、企業側がその休暇を
買い取るべきなのだが、そのような気の利いたシステムを導入している日本企業は
非常に少ない。

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仕事に関する情熱ばかりではなく、特に違うのは、転職に関する意識で、何十年も
同じ職場に居座り続けるのは、フランスではあり得ない。 少しでも給料や条件が
良い企業があれば、さっさと乗り換えるのがフランスでは常識なのだが、日本の
場合は、転職自体が悪とされてしまうため、転職でキャリアアップなどという
考え方は、そもそも存在しない。 むしろ、転職の回数だけ、社会を裏切って来た
と拡大解釈をされてしまうため、日本企業での転職ほど命取りなものはない。

フランスでは、仕事などではなく、愛情や家族に重きが置かれているため、皆定時
ピッタリで帰宅し、その後は、それぞれの自分の人生を楽しむのが普通なのだが、
そのため、フランスでは先進国の中でも、最も出生率が高く、先進国では深刻に
なるつつある人口減少社会に一石を投じている。 総じて、時間的な余裕があれば、
当然、私生活も幸福になれる訳で、日本のように、会社に人生まで奪われてしまう
社会の方が異常だと言える。

特に、40代を過ぎてからの日本社会の扱いは酷く、転職出来ない、恋愛出来ない、
更には、人生を謳歌出来ないと、3重苦の様相を呈しているのだが、それでも誰も
文句ひとつすら言わずに大人しくしていられるのは、洗脳教育の賜物としか言い様が
ない。 政治もダメで企業はブラックばかり、アジアの中でも衰退が激しい日本の
未来に楽観的な見方をするのは容易ではないが、日本人も少しはフランス人を
見習って、自分の人生を歩んで見た方が良いと思う。

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また、フランスでは、黙っていれば、文句も異議も無い、最悪、何も考えていない
バカと思われることもあるため、非常に自己主張が強い国民性と言える。
基本的に、フランス人は、非常におしゃべりで、相手の意見を全て否定するのが
フランス流の話し方であり、単にはいはいと何でも相手を受け入れることしか
しない日本人の場合は、フランスでは、人の話を聞いていないとしか思われない。
逆に、日本人の場合は、人前で自己主張どころか、自分の意見を述べただけでも
平気で村八分にされたりと、自己主張やコミュニケーション方法に関しては、完全に
真逆な思考回路を持っていると考えて間違いない。

フランス人は、総じて、余り細かいことには固執せずに、おおらかな性格だと
言われているのだが、それは、日常の生活で不便を感じることが多く、我慢強い
ためと思われる。 日本の場合は、今日注文した品物が明日届かなければ、即座に
クレームとなるため、輸送業界のブラック化が叫ばれて久しい。 余り害にならない
程度の不便さであれば、むしろ、忍耐力を鍛えるという意味でも、歓迎すべき事柄
なのではないだろうか。

フランスでは、しっかりと仕事さえしてれば、政治家が不倫や略奪愛をしたとしても
誰も特に口出しをしないのだが、日本の場合は、政治家がまともに仕事をしなく
とも、誰も何も言わないため、悪徳政治家にとって、日本はかなりの天国となって
いる。 むしろ、そのような場合にこそ、国民が政治家に対して、目を光らせる
べきなのではないだろうか?

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