ブログネタ
被災地通信 に参加中!

東北最大の海水浴場である野蒜海岸から、車で更に10分弱走ると、宮戸島と呼ばれる
風光明媚な『奥松島』に到着します。 その宮戸島にあるのが、大高森。 松島四大観の
中でも、最も美しいとされる『壮観』と呼ばれています。 登山道入り口から、山頂までは
徒歩で15程度。 山頂からは、360度の大パノラマから見えるが、そこから見えるのは、
被災した場所ばかり。 特に、野蒜地区は、上から見ると、何もかもなくなったのが
よく分かる。



この地は、日本三大渓の『嵯峨渓』がある場所としても有名で、女性的な曲線的な美しさが
特徴の松島と比べると、荒削りな男性的な美しさを持つのが、この嵯峨渓となっている。
大高森山頂からは、その嵯峨渓と石巻の町を望む事が出来る。 煙が出ている場所が、
石巻市門脇地区。 大高森から出ている遊覧船は、3,000円も掛かるため、松島から
出ている2,000円の遊覧船(見る場所はほぼ同じ)をお勧めします。

【大高森】

IMG_0822
IMG_0829
IMG_0837
IMG_0810
IMG_0816
IMG_0806

宮戸島への入り口付近にあった観光桟橋は、津波で完全に破壊されたため、この宮戸島の
大高森登山道の入り口へと移転した。 東松島市の名前の由来は、この『奥松島』と
航空自衛隊『松島基地』があるためで、どうしても『松島』という単語を入れたいという理由で
こうなったのだが、地元では殆ど誰も使わないという、無意味な名前となっている。

【野蒜海岸付近】
IMG_0787
IMG_0792
IMG_0786
IMG_0796
IMG_0797
IMG_0800

野蒜から奥松島の宮戸島へ行く途中の道。 津波で何もかもなくなり、この場所は、
地盤沈下により、3年以上に渡り、水没していた。 つい最近になって、ようやく防波堤の
工事が始まったため、高さ15メートル程の防波堤が出来たが、その前までは、この高さと
同じぐらいの瓦礫置き場だった。 単なる荒れ地にしか見えないこの場所には、被災前
までは、観光客が宿泊する「奥松島ユースホステル」があった。 建物も松林も、電柱の
一本すら残らなかった野蒜の復興は、まだ始まってもいない。

この付近に到達した津波の高さは、約10メートルで、この場所にある防波堤は、25年ぐらい
前に、2メートルほどかさ上げしたものだが、それでも、何の役にも立たなかった。 この
場所は、東北最大の海水浴場であるのと同時に、奥松島という観光地であるため、
かつては、民宿街と松林だったのだが、松林も10本程度を残して、全て流出した。

【月浜海岸】
IMG_0846
IMG_0848
IMG_0851
IMG_0853
IMG_0858
IMG_0850
 
かつて民宿街であった月浜海岸。 野蒜海岸は、外洋にあるため、波が高いのと、
海水浴客で混み合うため、地元の人間は、大体、この宮戸島で海水浴をしていた。
むしろ、こちらの方が、観光客が余り来ないため、ほぼプライベートビーチ状態だったの
だが、その民宿街も津波によって全て流されたため、現在は、その場所には、仮設住宅が
立ち並んでいる。 当然、観光客は、ひとりも来ないため、非常に閑散としている。
この場所は、夏になると、海水浴客から、車の駐車料金を500円も取るという殿様商売を
してたが、その面影は、一切残ってはいない。

今年に入ってからは、海岸の防波堤の工事が本格的に始まったため、砂浜には入れなく
なった。 工事関係者の話によると、春ぐらいまでには、工事を完了させたいとの事
であった。 東松島市は、市域の60%以上が津波で水没しているため、津波が再度
襲った場合は、このような仮設住宅は、ひとたまりもないが、高台が多くないため、
仕方がない。

【観光桟橋跡】
IMG_0860
IMG_0864
IMG_9684
IMG_0868
IMG_9685
IMG_9683

宮戸島入り口にあった観光桟橋跡。 その観光桟橋からは、石巻の街がもう見えて
います。 この付近には、航空自衛隊松島基地があるため、ブルーインパルスが通常
訓練を行っているのも、この海上付近。 ブルーインパルスは、展示飛行のために
日本全国でアクロバット飛行をしているのだが、その本拠地の状況が、このような有様
だとは、一言たりとも言わないが、元々、自衛隊の宣伝のためだけにある
ブルーインパルスなので、被災地の事などどうでも良いのであろう。

先日行った、入間基地での航空祭においても、『航空自衛隊松島基地所属』と言ったのは、
一度きりで、被災地の事には一切触れず。 国立競技場で展示飛行を行った際にも
同様で、マスコミの偏向報道には、騙されないようにした方が良いと思います。 尚、
野蒜海岸の入り口には、このお地蔵様があるが、石巻の門脇小学校の脇にあった、
同じお地蔵様は、道路工事のため、どこかへと移設されてしまった。



【お勧めの一冊】


>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村