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    タグ:氷河期

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    考古学者によると、人々が初めてフィンランドにやって来たのは、紀元前
    7000年頃だった。 当時はまだこの土地に氷河期の氷が残っており、今の
    バルト海は淡水湖だった。 一番古い居住者達は、歴史学者がラップランド
    先住民サーミ人の先祖とみなす人々で、フィンランド南部の海岸沿いに住んだ。
    ムース(ヘラジカ)を射止め、魚を取って食料とした。 船を作くり、船首の
    飾りにムースの頭を彫ったことが、この時代の出土品に示されている。

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    【新移住者の到来】
    紀元前3500年頃、遊牧民の集団が現在のロシアを横切って、バルト海の沿岸地方へ
    移動を始めた。 フィン・ウゴル語族と呼ばれるこの集団は、フィンランド南西部へ
    移って行き、やがて何世紀もの間に北方へ広がって、フィンランドの先住民達を更に
    北へ追いやった。 フィン・ウゴル語族の中には、20世紀まで、共にフィンランド
    領だったカレリア地方やラドガ湖(現ロシア領)地方など、東方に移動した者も
    居た。 そこに定住した者達の土器は、くしの歯に似た文様を刻んだ櫛文土器
    となっている。

    同じ頃、北ヨーロッパからフィンランドに渡来したゲルマン系の新しい移住者達を、
    歴史家はその磨き上げた石斧の形から、舟形斧人と呼んでいる。  舟形斧人達は、
    フィンランド南西部に広く住み着き、原住民と結婚して行った。

    鉄器時代フィンランドの生活は、19世紀に集められた古い民話に描かれている。
    この民話によると、鉄器時代のフィンランドの人々は、自分達をスオマライセット人
    (フィンランド人の意味)と呼び、国をスオミと名付けた。 この人々は、今の
    フィンランド南西部に住んで狩猟をした。

    ハマライセット人は、(ハメ地方の人の意味)という別のグループは、現在の
    ラハティ市からタンペレ市に至る内陸地方に住み、農業を発展させた。
    フィン語族第3のグループであるカレリア人は、今のフィンランドの東部国境
    沿いに住んだ。 各グループの居住地は、広大な原野で互いに隔てられていた。

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    現在のデンマークの国土で、最後の氷河期の氷が解けて消え始めたのは、紀元前
    1万2000年頃である。 紀元前1万1000年頃には、遊牧民の集団がやって来た。
    彼らは、トナカイを捕獲して、食料と毛皮を得ていたらしい。 紀元前3000年
    頃には、人々は定住地を作り始め、森林を焼き払って、灰の中に穀物を栽培した。
    食料用の家畜も飼われていた。

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    紀元前3000年前後に氷河が解けたため、ヨーロッパ北西部の一部は水没した。
    その後、比較的標高の高い地面が海面から次第に姿を現し始め、一部がこの国の
    島々を形作った。 紀元前2000年から1500年位の間に、東と南から新来の人々が
    ユトランド半島に侵入した。 彼らは、現在のデンマーク人語の祖先である
    ゲルマン語を話していたと思われる。 そして、青銅製の頑丈な武器や精巧な
    装飾品を作り、帆船で海を渡って、ヨーロッパの他の地域と交易をしていた。

    紀元前500年頃までに、この国土の住民達は、鉄製の武器や道具を作る方法を
    会得した。 その後、600年余りの事は良く分からないが、この間に北欧全体の
    気温が寒冷化して、人口が減少し、他の地域との交易も衰えたらしい。
    一部の集団は、南に移住したと思われる。 紀元前100年以降、この国の人々は、
    他の国との交易を再開した。

    6世紀までに人口が急増し、多数の小王国が成立した。 紀元前500年前後、現在の
    スウェーデン南部のスコーネ地域から、デーン人と呼ばれる人々が、エーレ海峡を
    超えてデンマークにやって来た。

    Dannebrog

    その後の300年の間に新来者は、スコーネ、シェルラン島、ユトランド半島に
    またがる王国を建設し、この国の名をダンマルク、つまり、『デーン人の国』と
    呼んだ。 これが、デンマークの国名の起源である。

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