『サバイバルファミリー』は、2017年2月11日公開のサバイバルコメディ。
ある日突然、全世界から電気がなくなった。 この原因不明の電気消滅により、
廃墟寸前となった東京脱出を決意した一家の物語。

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電気ばかりか、電池、バッテリー、ガス、水道、全てが停止し、都会のマンションに
住む主人公一家は、エレベーターも水道もガスも使用出来ない。 こればかりか、
水や食料も底をつきたため、亭主関白な父親の一言で、母親の実家である鹿児島に
帰省を決意するが、空港まで行っても、飛行機が飛んでいなかったため、 自給
自足をしながら、自転車で鹿児島へ向かうことに。

お金やブランド品は、腹の足しにもならないという理由で、全く役には立たず、
人々の生活は、食べ物の物々交換が主流となった。 高速道路を使って自転車で
西へと進み、様々な人々と出会いながら、何とか、鹿児島まで到着するも、その後
2年半もの間、電気が使えない状態が続いたという話。



現代社会において、家電製品は、生活の中心となっており、その全てがある日突然
全て使えなくなったら、どうなるだろうか? 全ての便利な物が、一瞬にして無駄な
物となり、人間が生活をする上で、何が本当に必要な物なのかを教えてくれる映画と
なっているが、大災害が起きた際には、現実に起こりうる問題。

撮影場所は、仙台市、山口県を中心に、大阪、神戸、静岡、千葉、横浜、羽田空港等
国内各地でロケが行われたが、東京都内の設定として撮影された仙台市では、東日本
大震災で実際にあった話。 石巻市内の尾崎・戸崎地区では、実際に2年半もの間、
電気が復旧しなかった。

コメディーの中にも、災害時の対応等の実際に役に立つ情報がところどころに
ちりばめられており、防災対策としても是非とも見て欲しい作品。

【お勧めの一冊】


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