モナコで開かれている国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会で、12月8日、40項目から
なる改革案『アジェンダ2020』が1項目ずつ審議され、例外的なケースとして『地理的、
持続可能性の理由がある場合に、開催国以外での競技実施を認める』とした案が承認
された。 規模が拡大し、開催コストや大会後の施設維持などが負担になっていることに
配慮したもので、出席した96人の委員全員が賛成した。 この改革案によって、2018年に
韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される冬季オリンピックの一部を、日本で開催する案が
浮上している。

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1998年に長野でオリンピックを開催した際に、山形は、最終候補地まで残ったものの、
最終的には落選した。 2020年に予定をしている、東京オリンピックは、『震災復興』が
ひとつのテーマであるため、仙台が、東京オリンピックの分散開催地として選ばれ、
サッカー競技の9試合が、宮城スタジアムで開催予定となっている。 但し、仙台の
お家芸は、『スケート発祥の地』という事もあり、やはり、ウィンタースポーツなのでは
ないだろうか。 スケートの荒川静香や、羽生結弦、本田武史、田村岳斗、鈴木明子等々、
錚々たる面々が揃っており、正に、冬季五輪の開催地に相応しいと思うのは、私だけ
なのだろうか。

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但し、宮城県内には、スキー場は複数あるものの、主に、人工降雪機を使用している
ため、雪質が余り良くない。 そこで、先ほど述べた、山形と共同開催で、この平昌
オリンピックの一部競技を受け入れてはどうかというもの。 被災地の活気回復、
スポーツの振興、冷え切ってしまった日韓の友好回復という意味でも、東京
オリンピックの予行演習と言う意味でも、かなり、素晴らしいアイデアなのではない
だろうか。

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仙台城三の丸にある、『スケート発祥の地』の像

極右勢力がのさばっている昨今では、このような提案をすると、非国民扱いを受けるの
だろうか? 極右の方々に、先に申し上げて置きたいのだが、そもそも、一々相手をして
いるから、似たような人間が集まって来ているだけで、一切相手にすらしなければ、
そのような輩も集まっては来ない。 早い話が、『同属嫌悪』だと思う。


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