フランスで、政府が議会での採決を経ずに強行成立させた労働法改正法案に
抗議する大規模デモやストライキが激化し、3日連続で公共交通機関に支障が
出ている。 5月19日には首都パリで1万4,000人がデモ行進し、一部が治安部隊と
衝突した。

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抗議行動が2か月に及ぶ中、強硬姿勢を強めるエマニュエル・バルス
(Manuel Valls)首相は、港や製油所、空港などでのデモの強制排除に乗り出す
可能性に言及。 5月18日に暴徒化したデモ隊が警察車両を襲撃し放火した
一件について、「厳しく処罰する」と言明した。

労働法改正について、フランソワ・オランド政権は、硬直したフランスの労働市場の
柔軟性を高め雇用を創出すると説明しているが、反対派は雇用の安定を脅かすだけだ
として反発を強めている。

出典:AFP

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