古代中国では、発明が盛んに行われた。 何世紀もの間、中国は科学や技術、
天文学、数学において、ほとんどの国に抜きん出ていた。 中国の医者は、
植物から薬を作り、病気の治療をした。 あらゆる種類の日用品が中国で
生まれている。

164169720

中国人は、紀元前100年頃に紙を、それから更に100年程経って磁気コンパスを
発明した。 中国人は運を占い、建物を建てるのに縁起の良い方角を決める目的で
コンパスを使ったのだ。 進む方向を知るためにコンパスを用いるようになったのは、
ずっと後になってからである。

中国人は、500年頃には既に印刷技術を発明していた。 これは、世界の他の場所で
印刷が行われるようになる1000年近く前のことだ。

磁器、絹、乗馬用のあぶみ、そして石弓は、それらが西洋に伝わる何世紀も前から
中国では日常的に使われていたのだった。 中国を訪れた最初の西洋人が特に驚いた
のは、ふたつの発明品だった。 すなわち、火薬と花火である。

tyouan

【都市計画】
中国人は、優れた建築家であり、熟練工であった。 7世紀から10世紀まで続いた
唐王朝の首都として、長安はアジア中の都市の模範とされた。 他の都市が雑然と
した、無秩序であったのに対し、長安は碁盤目状に配置された都市だった。 皇帝と
従者、貴族、商人、手工業者、貧民、それぞれが住む地域ははっきりと分けられて
いた。

都市づくりと同様に、中国社会には、明確な身分制度があり、皇帝の下に4つの
階級があった。 最も身分が高かったのは、貴族や地主、学者たちだった。
次に、中国では、伝統的に敬われている農民、その後に、手工業者が続く。 最下層
に居るのは、商人となっている。 商人は、卑しい者と見なされていたが、実際には
非常に裕福になった人々もいた。

【お勧めの一冊】


>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村