1945年(昭和20年)8月1日の夜、闇の空におびただしい数のB29大型爆撃機が
新潟県第二の都市である長岡市上空に来襲し、午後10時30分から1時間40分
もの間に渡り、市街地を焼夷弾によって爆撃した。 この爆撃により、旧市街地の
約8割が焼け野原と化し、燃え盛る炎の中で1,486名の命が失われたという。

【長岡まつり大花火大会 2016年8月3日】


長岡まつりそのものの起源は、この長岡空襲からの復興を願い、翌1946年8月1日に
行われた『戦災復興祭』であるが、花火大会の始まりは、これとは別で、1879年9月
14日と15日の2日間、千手町八幡様の祭りに長原などの遊廓関係者がお金を
出し合って、花火350発を打ち上げたのが始まりとされている。 その後、本格的な
花火大会となったのは、1906年からであり、現在の『長岡まつり』という名称に
なったのは1951年のことである。

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毎年、8月2日と3日に開催される長岡まつり大花火大会は、秋田県大仙市の
全国花火競技大会(大曲の花火)、茨城県土浦市の土浦全国花火競技大会と並ぶ
日本三大花火大会のひとつに数えられているが、長岡の花火は、年々規模を増して
いるため、全国一の呼び名も高い。

【復興祈願花火フェニックス】


以前は、ナイアガラと三尺玉がメインであったが、2004年の中越大震災発生
以降は、復興祈願花火フェニックスをメインとしており、大河ドラマ『天地人』
以降は、天地人花火も加わり、信濃川河川敷には、有料の升席が作られ、
現在は、この有料席がメインとなっているため、ナイアガラは、有料席側から
しか見る事が出来ない。 無料席は、信濃川河川敷数ヶ所に点在しているが、
花火のメイン観覧席は、やはり、大手大橋と長生橋との間にある有料席である。

【天地人花火】


2日間ある大花火大会だが、2日目の8月3日の方が、花火が豪華になっているため、
どちらか1日しか見られない場合は、8月3日を絶対にお勧めします。

【お勧めの一品】


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