スペイン北東部のカタルーニャ州議会選挙は、2015年9月27日に投開票され、
スペインからの
分離独立を主張する政党が、135議席の過半数を占めた。 97%の
票を集計した暫定結果によると、独立賛成派の選挙連合『Junts pel Si(共にイエス)』が
62議席を、別の独立賛成派の左派CUPが10議席をそれぞれ獲得する見通し。
同選挙連合と CUPの得票率は合わせて47.8%となり、分離独立運動にとって
追い風となる。

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カタルーニャ州政府のアルトゥール・マス首相は、バルセロナ中心部で演説し『独立を
支持する
我々と民主主義の勝利だ』と、独立派の勝利を宣言した。 フランスとの国境
地帯にあるカタルーニャ州は、歴史的にフランスとの結びつきが強く
、カタルーニャ語が
使われており、スペインからの独立志向が強い。

マス首相は、州議会で
独立派が過半数を占めて1年半以内に独立を宣言すると公約
していたが、スペイン政府は
独立を認めない構えで、今後は激しい駆け引きが繰り
広げられるとみられる。

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