JR山手線の新型車両が初めて公開された。 公開されたのは通勤電車用の
『E235系』で、山手線としては、平成14年に運行が始まった現在の『E231系』に
続く新型車両となっている。
新型車両には、高齢化に対応するため、お年寄りや体の不自由な人などのための
優先席が1編成当たり、これまでの60席から88席に増強され、席の前の床が
ピンク色に色分けされており、分かりやすくなっているのが特徴。
また、すべての車両に1か所ずつ、車いすやベビーカーを利用する乗客や、大きな
荷物を持った乗客のために座席のないスペースが設けられており、東京
オリンピック・パラリンピックに伴って観光客が大幅に増加しても対応出来る
使用となっている。
この他にも、レールや架線に異常がないかを監視するシステムを新たに搭載
した他、企業の広告などを表示するモニターの数を増やし、これに伴い中吊り
広告がなくなったのが主な特徴。