かつては、日本全国津々浦々を結んでいた花形特急であったが、格安航空会社、
高速バス等に押されて続け、風前の灯だった、最後のブルートレイン、『北斗星』も、
2015年3月のダイヤ改正で、とうとう姿を消す事となった。 寝ている間に目的地に
着けるのは良いだが、車内が狭いため、伸び伸びと寝られるどころか、揺れが
激しいため、おちおちとは寝てはいられないのが難点。 ハッキリ言って、神経質な
人には向かない代物。

結局のところ、飛行機に乗った方が、時間も料金も掛からないため、平成の時代と
共に、お払い箱と相成りました。 今時、一泊二日で出張に出掛ける事もなくなり、
そもそもが、出張自体を自粛している企業も多くなっているため、やはり、消え行く
運命には変わりなし。

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来年度からは、青函トンネルの新幹線化の工事が本格化するため、ブルートレインが
走る場所すらなくなり、北海道新幹線が開業すると、今度は、JR江差線が第三
セクター化されるため、結局のところ、新幹線が開業すると、逆に不便になる
というのが、最近の風潮。

夜行列車に揺られながら、ゆっくりと車窓を眺め、移ろい行く世情を観察するなどという、
風流な時代は、既に終わりを告げ、社蓄にゆとりなどは要らない時代に成り下がり
ました。

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