ソ連崩壊から25年。 ロシアは、旧体制から引き継いだ対外債務をようやく完済
出来る見込みとなった。

ロシア政府は、ボスニア・ヘルツェゴビナに対する旧ソ連時代の債務1億2520万ドル
(約140億円)を近日中に完済する方針を明らかにした。 セルゲイ・ストルチャク
(Sergei Storchak)副財務相は、ボスニア・ヘルツェゴビナへの支払いで『旧ソ連
時代の公的対外債務の返済が完了する。これは歴史的な出来事だ』と述べた。
ロシアは現在、ウクライナ危機をめぐって、日本や欧米諸国から経済制裁を
科されている。

1991年末のソ連崩壊後、ロシアは対外債務700億ドル(約7兆8000億円)の履行
責任を負って来た。 債務の大半は『ペレストロイカ(改革)』で民主化が推進
された85~91年に生じ、その履行は90年代に財政の圧迫要因となった。

90年代後半、ロシアは壊滅的な経済問題に直面し、98年にはデフォルト
(債務不履行)に陥った。 2000年代初めから石油収入が安定したおかげで、
2006年にはパリクラブ(Paris Club、主要債権国会議)の主要17か国への債務を
返済した。

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ソ連時代の負の遺産は、ロシアがその殆どを引き継いだため、ロシア独立時には、
この天文学的な大赤字は、一生掛かっても返済出来ないと言われたが、独立から
25年で完済の運びとなった。 尚、ロシア独立当時の平均的な給与は、円に換算
すると、月3,000〜6,000円しかなかった。

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