日本とアメリカの教育は、完全にビジネスで、学生のことなど一切考えてはおらず、
金儲けのことばかり。 それは、完全に教育に現れており、社会形成にも多大な
影響を及ぼしている。 この動画に出て来る、『テストで点を取る訓練は教育
ではない』、『裕福になっても他人の境遇を尊重できる人に』、『問題意識を
持って自分で考えるように教える』、『自分も他人も尊重できて幸せに生きる
方法を教えている』の部分は全くその通りで、例えば、日本で、問題提起のために
マイナスが事柄を述べると、一様に嫌な顔をされるのだが、ヨーロッパでは、
むしろ、社会を変えるための材料を提起してくれたと非常にプラスに受け取られる。



日本社会がいつまで経っても一切何も変わらないのは、一切問題提起が出来ない
監視社会であるところで、問題の原因部分には一切触れないため、何もかも、
泣き寝入りか臭いものにフタで終わる。 ヨーロッパ人と日本人の思考回路の
最大の違いは、正にこの点で、政治や社会問題を取り上げる事すら許されない
社会に未来はない。

日本やアメリカの教育は、単なる詰め込み教育で、記憶力さえあれば、誰でも
点数を取れる。 特に、日本の場合は、応用は一切要求されないため、丸暗記
だけでテストは乗り切れる。 最近では、ブラック企業ばかりの社会に成り果てた
ため、一流大学を卒業したところで、ブラック企業以外の就職先はないので、
日本の大学は卒業するだけ時間とお金の無駄。

その国の礎は、教育であることは、ヨーロッパでは既に実証済み。 金儲けの
ために他人を平気で蹴落として、自分だけのうのうと暮らせる強欲社会はもう
終わらせるべき。 現状、何でもやった者勝ちとなっているため、お金も集まる
ところにしか集まらず、経済も回らなくなった。

【日本とフィンランドの教育制度の違い】
finlandchart

フィンランドに負けず劣らず、オランダの教育も日本の数段上を行っているので、
良いものは素直に受け入れて、前に進むべき。 そのような社会を目指している
政治家は日本には居ないと思うが、そもそも、国民が選挙によって、自分達の
社会を自ら選んでいる事も学校でしっかりと教えるべき。

フィンランドでは、子供が生まれると、国から母親全員にベビー服や布団、
哺乳びんや絵本などのセットが届き、17歳までの子ども全員に月1万3千円が
支給される。

無意味な競争は、子供達から学力と幸福を奪ってしまう。 教育は親の経済力とは
関係なしに、皆平等に与えられるべき。 フィンランドの学校では、授業料が無料
というだけでなく、子供達には通学手段、給食、教科書や学用品が無償で提供
される。

世界一学校に行くのが苦痛な日本と学校が楽しいフィンランドとでは、教育に
対する根本的な考え方がまるで異なる。 教育の場である学校までをも金儲けの
場にしている国では、子供達も金儲けのことしか頭にはなくなるのであろう。 

【お勧めの一冊】


>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ
にほんブログ村