石井啓一国土交通相は2015年1月12日に記者会見を開き、2015年度に日本を
訪れた外国人旅行者の消費額が3兆円台半ばになるとの見通しを明らかにした。

過去最高であった2014年の2兆278億円を大幅に更新した。 訪日観光客が
順調に増える中、外国人向けの消費税免税の拡大が後押ししており、政府目標の
年間4兆円の達成も視野に入って来た。

2015年の訪日観光客数は、2014年の1,341万人から大幅に増え、1,900万人台
後半となる見込みで、これに伴い、消費額も順調に伸びている。 政府は2014年に
免税対象を食品などの消耗品にも拡大しており、中国人の『爆買い』に象徴される
旺盛な消費行動に繋がった形。 尚、ロシア政府は、日本とのビザなし協定を視野に
入れているため、今後は、ロシア方面からの観光客が増加するかも知れない。


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但し、東日本大震災により多大な被害を被った東北への外国人観光客数は、震災前の
6割程度に留まっており、外国人観光客で賑わう、京都とは対照的となっている。 これを
受けて、宮城県は、数年前からフリーWi-Fiの整備事業を進めてはいるものの、Wi-Fi
設置に対して、手を挙げる業者が少ないと言う。

海外では、『フクシマ』が完全に一人歩きしており、風評被害に対する観光地等への対策も
政府には十分に考慮して欲しいところ。

kuni2

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