台湾の人口の3分の2は都市部に住んでおり、その中でも人口が多いのが台北市で
ある(人口約270万人)。 台湾北部の都市、台北は、新店渓、淡水河の合流地点に
位置した行政と産業の中心地である。 1949年以来、台北は中華民国の首都にも
なっている。

台北で有名な施設のひとつに国立故宮博物院がある。 ここには1940年に中国
大陸から運び込まれた数十万点にもおよぶ中国の文物が所蔵されている。 市立
美術館も数多くの芸術作品を所蔵していることで知られており、油彩、彫刻等の
作品が展示されている。

taipeiyakei

台北の淡水河沿いの大稲埕は、元は平地先住民(平埔族)の村だったが、18世紀
はじめに漢人も移り住み、やがて物流と貿易の町として発展した。 1875年には、
台北北部の主要都市として発展した。 1875年には台湾全土の政治の中心地
となった。 更に、日本の統治下(1895~1945年)で台湾は大きく発展する。

現在、台北と周辺の工場では、コンピューターおよびその関連製品をはじめ
として、様々な工業製品が作られるようになった。 また、台北は、西部沿岸を
走る鉄道(縦貫鉄道)のターミナル駅であり、国内線の空港があり、国際線の
空港や、主要都市へ繋がる高速道路の起点ともなっている。



台湾第二の都市高雄(人口約278万人)は、2010年12月に高雄県を合併したため、
台北を抜いて、人口では台湾第一の都市となった。 その東にある鳳山に漢人が
住み着いたことに始まる。 オランダの当地を経て、17世紀に鳳山の外港として
港が開かれてから、街として発展した。 もとは打狗(ターカオ)という地名で
あったが、日本の統治時代に音を合わせた高雄となった。

やがて高雄は台湾を代表する港湾都市となり、また、台湾最大の海産物市場がある。
国内線、国外線の空港があり、鉄道と高速鉄道のターミナルにあたる高雄は、
鉄工所、製鉄所、造船所、製油所等がある重要な産業の中心地でもある。

中西部にある台湾第三の都市、台中市(人口約275万人)は、もとは平埔族の地で、
18世紀から漢人が住み着き、やがて発展して19世紀には一時台湾府が置かれた。
1967年には、台中港が建設され、工業都市としても重要な都市として位置づけを
されるようになった。



台湾南部の都市、台南市(人口約189万人)は、最も古い歴史を持つ街である。
15世紀には、中国大陸や日本の海の商人らの出入りする港町、安平であり、
1624年にオランダ人が上陸して以降、200年余り、台湾統治の拠点であった。
日本統治時代の公共建築物や孔子を祀った廟等、多くの歴史的、宗教的な建造物が
残っており、今でも台湾の文化の中心地となっている。

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