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台湾南部最大の都市、高雄から、台湾新幹線で台南へと向かいます。
台湾新幹線の高鐵高雄駅は、通常の台鐵の名前では、『左営駅』となっており、
台鐵の『左営駅』のすぐ隣の駅。 台鐵の名前では、『新左営』となるため、
非常に分かりづらい。 これと同じで、新幹線の高鐵『台南駅』は、台鐵の
名前では、『沙崙駅』。 どちらも在来線の高雄駅と台南駅とは異なるため、
両駅とも『新左営駅』と『新台南駅』にすべきなのでは。 台湾新幹線に
乗車する際には、注意が必要。 尚、高鐵左営駅から高鐵台南駅までは、
11分程で到着するが、在来線の台南駅までは、そこから、15分程度掛かる。



台湾南部にある主要都市、台南は、人口188万人を抱える台湾第4の都市。
かつて、台湾政府が200年以上も置かれため、古くから行政の中心地であった。
城壁に囲まれており、古都のたたずまいを今に残している。 オランダ軍が
建設した赤嵌樓、孔子廟、台湾府城隍廟(タイワンフジョウコウビョウ)など、
歴史ある建物が多く、その多くは台南駅から徒歩で回ることが出来る。



【赤嵌樓】(セッカンロウ)
台南市街地域で一番歴史の古い史跡で、1653年に台湾南部を占領した
オランダ軍によって建てられ、プロビデンシャ城(紅毛城)とも呼ばれた。
1661年に鄭成功がオランダを駆逐し、この街を承天府と改名、政治の中心地
とした。 1862の地震で楼閣は全壊し、その後、基台の上に文昌閣と海神廟が
建てられたが、日本統治時代に一部取り壊されるなど、台湾の波乱の歴史を
生き抜いてきた。 レンガで出来た城門と基台は、オランダ統治時代のもの。

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【孔子廟】

1665年に創建された、台湾最古の孔子廟。 南門路沿いの門に掲げられた
『全台首学』の文字からも、台湾における儒学の発祥の地であったことが伺える。
緑に覆われた敷地内は、市民の憩いの場にもなっている。 全部で15ある建造物の
ひとつ以成書院に、大正12年に皇太子時代の昭和天皇が訪れた際の写真がある。

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【祀典武廟】

大関帝廟とも呼ばれ、台湾の関羽を祀った関帝廟の総本山として知られている。
かつて、明末鄭氏政権時代は、寧靖王の王府、神明庁であり、廟内に祀られている
武聖関公(関羽)は、『恩主公』と敬われ、あつく信仰されている。 主殿は
高くそびえ、台湾で最も保存状態の良い古廟のひとつでもある。

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【大天后宮】
台南大媽祖廟とも呼ばれる。 1664年に建てられ、元々は、明朝王族の末裔、
寧靖王朱術桂の府邸であった。 鄭氏政権の崩壊後、媽祖廟に改造され、
大天后宮と名を変えた。

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【延平郡王祠】
延平郡王祠は、1874年に大臣沈葆禎が明朝廷に願い出て創建された。
鄭成功を祀る廟。 鄭成功の一生についての展示もある。 日本統治時代に、
日本の神社と寺院建築を模して改築され、『開山神社』という名前も付けられた。
敷地内にある鄭成功文物館は、鄭成功の生い立ちなどを紹介している資料館。

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【台南の思い出】
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【お勧めの一冊】



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