2014年10月8日、人材派遣会社の代名詞とも言える、パソナ本社前で、派遣労働者達が
一斉に抗議活動を行った。 パソナ会長の竹中氏は、『首切り自由化』『残業代ゼロ』など
安倍政権が目論む労働法制緩和の司令塔とも言える人物である。

関東では、一生、正社員にすらなれない、結婚なんて夢のまた夢という世の中が既に
到来しており、大企業内で10年以上も派遣社員として働いていてるものの、なかなか
正社員にはなれないという話も、そんなに珍しい話ではなくなってきている。

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安倍政権は『労働者派遣法改正法案』を今国会に提出したが、これは、これまで一業務に
つき、3年間が限度であった労働者派遣が、人材さえ入れ替えれば、無期限に延長出来る
ようにするための法律となっている。 当然、企業側は自由に切り捨て可能な派遣労働者
ばかりを増やしているため、正社員の比率が年々下がっている。 大手メーカーなどでは、
正社員の比率は、既に2割程度にまで下がっており、それ以外は、全て派遣社員が業務を
行っている。

これまで、語学系の職種は、元々が専門職であるため、3年間と言う縛りはなかったものの、
今では、その派遣社員にすら、おいそれとはなれない。 年々収入も下がり続けている
ため、副業や、アルバイトをして何とか食い繋いでいる語学専門職者たちが、首都圏には、
実は、大量に居る。

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