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福島第一原発事故の責任の所在は、『現代日本の多くの国民が幅広く責めを
負っている』と言うのは、全くその通りで、何でも『無知』『無関心』で物事を
済ませていると、いざという時には、何も出来ずに終ってしまう。 そもそも、
原発とは全く無縁の地域に住んでいる人達にとっては、自分達が使用している
電力が、どこで発電をしているのかを知らず、『便利』という言葉に騙されて、
我が身可愛さの大量消費生活を今でも謳歌し続けている。



関東の場合は、そもそも、東電以外の電力会社を知らない人も珍しくはない。
日本全国、それぞれのエリアごとに各電力会社があるのだが、東電が最も自社
エリア外に発電施設を建設しているのは、紛れもなく東北で、その中でも、
そのような施設が一番多いのが福島となっている。 どのような経緯で東北とは
全く関係のない東電の発電施設が東北電力管内に大量に建設されるように
なったのか、正確なところは分からないが、その主な要因となったのは、やはり、
戊辰戦争での敗北であろう。 福島県沿岸部の場合は、その他にも、鉱山の
閉山がその主な要因となっている。 

福島県は、被災前までは、日本一の発電力を誇る県ではあったものの、2つの原子力
発電所はもとより、県内にある火力、水力発電所で発電を行ったその電力のほぼ
全てを関東へと送電している。 福島県内にある4つの火力発電所のうち、福島の
住民が実際に使用している東北電力の施設は、原町火力発電所のみで、こちらも、
半分は関東へと送電をしているため、実際は、共同火力発電所となっている。

残りの相馬火力、常磐火力も東電との共同発電所となっており、広野火力発電所は、
100%東電の施設であるため、広野町は、福島第一原発から20キロ圏内にあるのにも
関わらず、政府の呼び掛けにより、いち早く避難区域からは解除された。 その
意味は、原発の安全性をアピールするためのプロパガンダ、並びに、実際に、
福島第一、第二原発へと早急に送電の再開を行う必要性があったためだ思われる。
原発は、発電をしてこそなんぼのもので、停止していると、単に大量に電力を
消費する巨大な冷蔵庫のようなもの。 常に冷却をしていないと、それこそ、
爆発する。



原発事故後は、ほぼ話題にならないが、40年以上も前に、アメリカのGE社が建設を
担当した福島第一原発の1号炉は、完全に実験用の溶鉱炉であるため、実際に
発電のために運転を行っていたのは、年に2~3回程度のみであった。 先に述べた
通り、溶鉱炉を停止した状態にしておくと、膨大な電力を消費するのと、停止した
状態にしておくと、国からの補助金が下りなくなる。 よって、1号炉は、とうの
昔に廃炉にしてしかるべきだったものだったのだが、年に数回だけ稼動しておけば、
お金になると考えてしまったため、なかなか廃炉されなかった。

3号炉は、核燃料のリサイクルを目指したMOX燃料使用のプルサーマル炉なのだが、
この事実は、NHKですらまともには触れようとはしていない。 現在青森県に
電源開発が建設中の大間原発は、世界初となるフルMOX発電を行う計画の原発。
4号炉に至っては、震災が起きた正にその日に、点検後の再稼動を行ったため、
燃料棒が満載された状態となっており、今でも、一本づつ手作業での燃料棒の
取り出し作業が続いている。



実際に事故を起こしてしまった福島第一原発の場合は、事故に至るまでの要因が
複数考えられるのだが、まず、第一に、津波への対策を怠った事と、関東への
送電の事ばかりを考えて、逆に関東側から福島第一・第二原発を救済する方法が
全くなかった事が最大の原因。 事故が起きてからは、東北電力の電力車が
現地へと向かい、福島第一原発へと送電を続けた。 これがなければ、福島に
ある原発の溶鉱炉は、10基全てが爆発したものと思われる。

日本の原発推進時における過程では、暗黙の了解のうちに、電力消費地からは遠く
離れた場所に原発の建設を行う事が大前提となっており、これは、事故が起きた
際に、東京を守るためにこうなったと言える。 このため、福島で事故が起きた
としても、その情報は、東京へは全く伝えられず、2重の見殺しがまかり
通っている。



新潟を含む東北電力管内には、福島第一・第二原発に限らず、この他にも、東電や
電源開発の発電施設が目白押しで、その代表的なものが、世界最大級の規模を
誇る新潟県の柏崎・刈羽原発。 この場所は、北朝鮮に拉致された蓮池さん夫婦が
正に拉致された現場付近に立地しているため、二昔程度前までは、北朝鮮工作員が
出没していた場所となっている。 よって、北朝鮮側からすれば、この原発さえ破壊
してしまえば、難なく日本を攻略出来るとも言える。 東京を守る事ばかりに集中し
過ぎたがために、思わぬ外敵を見落としていたとも言える。

その他、青森県に現在建設中の東通原発は、半分が東北電力の施設で、残りの
半分は、東電の施設となっており、同じく、青森県に建設中の大間原発は、日本電源
開発が建設を行っている施設となっている。 共に、関東へ送電を目的とした施設と
なっている。 尚、関東への送電とは言うものの、そのうちの約40%程度は東京都が
消費しているため、実際には、東京への送電と考えて間違いない。

事故を起こした地域を完全に切捨てて、東京ばかりが栄える日本に未来などない
のでは。

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