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原爆の子の像は、1945年8月6日、2歳の時に広島に投下された原子爆弾によって、
爆心地から1.7kmの自宅で黒い雨により被爆した佐々木禎子さんがモデルとされる。
同時に被爆した母親は、体の不調を訴えたが、禎子さんは不調を訴える事なく元気に
成長した。 1954年8月の検査では異常はなかった。 また、小学6年生の秋の運動会
では、チームを1位に導き、その日付は1954年10月25日と記録されており、偶然にも
自身の命日となるちょうど1年前であった。

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しかし、11月頃から首のまわりにシコリが出来始め、1955年1月にシコリがおたふく
風邪のように顔が腫れ上がり始める。 病院で調べるが、原因が分からず、2月に
大きい病院で調べたところ、白血病である事が判明した。 長くても1年の命と診断され、
広島赤十字病院(現在の広島赤十字・原爆病院)に入院した。

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その際、名古屋の高校生からお見舞いの千羽鶴を贈られた。 『千羽折ったら願いが叶う』
と信じ、自分でも『元気になりたい』と折り続けていたが、同年10月に亡くなった。
小学校の同級生らによる募金活動は全国に反響を呼び、58年5月5日、平和記念公園に
寄付金で像が建立された。



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