札幌市が運営している市営地下鉄は、日本唯一、世界唯一が詰まった札幌市民の足。


現在は、南北線、東西線、東豊線の3路線での運行を行っている。 文字通りの
『鉄の道』を使用していないなどの、様々な工夫が随所に見られる、非常に特徴の
ある乗り物となっており、地上に出ているシェルター部分は、降雪時でも、地下鉄が
安全に走行できるように設置されているもの。



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札幌の地下鉄は、ゴムタイヤ走行
これは、世界でも、札幌とパリだけ

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地上部分は、シェルターで雪から守られている
中央部分の『案内起動』を使った運転を行っているため、レールがない

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札幌では、『優先席』ではなく、『専用席』

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札幌の地下鉄には、網棚がない。 これは、通勤時間が短いから出来るわざ

【札幌方式(中央案内軌条方式)の特徴】
通常の鉄車輪式と比較して、ゴムタイヤ方式には以下のような特徴がある。

■加速・減速性能に優れている。
■粘着性が比較的高いため、急勾配における登攀性に優れている。
■乗り心地が良く、保線の必要が少ない。
■騒音が少ない。ただし、全車非冷房車のため、夏場は窓を開けることから
  車内ではトンネル内の走行音が大きくなる傾向がみられる。
■タイヤの磨耗が激しくタイヤ保守費用が嵩む。
■車両が完全に独自規格のため、他社との基本設計の共通化によるコスト
  削減が困難。
■トンネル断面積が大きいことで、キロメートル当たりの建設費用が必然的に
   割高となる。

※リニアメトロの普及によりゴムタイヤ方式のメリットは低くなりつつある。

【現在の路線図】
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