皇居や大手町などを抱える東京の中心地である千代田区では、行政とボランティアが
一体となり、野良猫に不妊・去勢手術を施し、地域全体で世話をする『TNR』や、里親
探しまで繋げる『TNTA』の活動を推進しており、その活動の成果として、2011年度
から猫の殺処分ゼロが続いている。

環境省の統計によると、2013年度に全国で殺処分された猫は99,671匹。 2014年度は、
東京都の動物愛護相談センターでも、1,049匹が殺処分されている。

かつては千代田区でも、保健所などに苦情が数多く寄せられていたが、ここ数年間で
そうした苦情は、ほとんどなくなった。 その代わりに、『猫を助けて』といった動物愛護に
関する相談が増えている。

3dc736c4ce6.jpg


千代田区の推進する3つの取組み
TNRTrap捕獲 / Neuter不妊・去勢手術 / Return元の場所に戻す。

千代田区は、2000年度から飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費用の一部を助成
している(金額の上限は、雄の去勢手術が1匹17,000円、雌の不妊手術が20,000円、
妊娠中の場合は25,000円)。 行政とボランティア団体『一般社団法人ちよだニャン
となる会』が連携・協力し、飼い主のいない猫に去勢・不妊手術を行って『地域猫』として
元の場所に戻している。 猫たちに食べ物を与えるなどの世話をするのは、それぞれの
地域の住民や在勤者。

TNTATrap:捕獲 / Neuter不妊・去勢手術 / Tame人に慣らす / Adopt譲渡する。

東京駅周辺など各地で大規模再開発が進む千代田区では、猫の居場所が狭められ
つつある。 そのため、千代田区と『ちよだニャンとなる会』は連携し、子猫と、人に
慣れている成猫、危険性の高い場所にいる成猫などをできるだけ保護し、SNSなどを
駆使して一般に譲渡している。

傷病の猫のレスキュー・譲渡

『猫が倒れている』といった相談が保健所に寄せられると、保健所は
『ちよだニャンとなる会』に連絡。

『ちよだニャンとなる会』は、動物病院に受け入れを依頼して、保健所に搬送先を
伝える。

保健所は、猫を動物病院に搬送。 『ちよだニャンとなる会』は、獣医師と症状や
治療について話し合い、猫の譲渡を目指す。 猫の譲渡推進を図るため、千代田区
では2014年度から譲渡する猫のウイルス検査、駆虫、ワクチン接種の>医療処置
費用として、1匹につき6,000円までが区から助成されるようになった。

2015年度からは、区と動物病院が協定を結び、譲渡までの動物病院の入院費が
1匹につき40,000円まで助成されるようになった。

【お勧めの一冊】


>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村