中国第四の都市である深圳は、経済特区にしていされており、香港に隣接している
ため、中国の中でも、最も活気がある街のひとつ。 1980年代に経済特区に指定
されて依頼、ものの数十年の間に爆発的な人口増加が起こり、農村から一気に
大都市へと変貌を遂げたため、広東省にある街にしては珍しく、普通話(北京語)が
使われている珍しい都市。 そぐ隣の香港では、100%広東語が使われているが、
川を越えて深圳へ入った途端、広東語の繁体字から北京語の簡体字へと言語表記が
一気に変わる。
深圳駅から地下鉄に乗り2つ目の駅である老街は、その名前とは裏腹に、若者の街と
なっており、夜でも非常に人通りが多い。 物価は、香港に比べると断然安く、
治安もそこそこ良いため、日本人には非常に住みやすい街だと思う。 香港ドルも
使用可能な場所が多いが、一部ではやはり、中国元しか使えないため、香港から
日帰りで行くにしても、両替は必須。 中国の両替場では、1回に付き800円前後の
手数料が必ず必要なため、中国でのこまめな両替はお勧め出来ない。
【深圳中心街の老街】
深圳駅から老街までは、地下鉄で2駅であるため、歩けないことはないのだが、
中国の地下鉄の料金は、1区間2元(36円)であるため、特に歩く必要性がない。
但し、深圳駅から老街までは、繁華街が概ね続いているため、腹ごなしに2駅
程度であれば、歩いても良いかも知れない。
深圳駅自体は、国境駅であるため、特に何がある訳ではなく、高速列車の多くは、
深圳駅から更に30分程度行った深圳北駅から出ている場合が多いため、注意が必要。
そのため、深圳駅前は、中国第四の都市にしては意外とひっそりとしている。
地下鉄に乗ると余り分からないが、深圳は、至るところで建設ラッシュで、
そこかしこに高層ビルが出現しつつある、現在進行形の街。
住民票が確認出来ない住民を含めた周囲の推定人口は、1,200万人を超えており、
概ね東京都と同じ人口規模となっている。 隣の香港を人口でも抜いてしまった
ため、むしろ、深圳の方が勢いがあり、後10年もすれば、香港が北京語に飲み
込まれてしまう可能性がある。
【深圳から国境を越えて香港へ】
深圳駅には、巨大なショッピングモールがあり、そこで半日程度時間を潰すことも
出来る。 特にお勧めなのが、『足浴』と書かれたフットマッサージで、60分間で
25元(約450円)と香港と比較すると、4分の1程度と、非常に安い。
深圳は、香港に隣接しているため、英語がある程度通じる。 通じない場合でも、
その周囲の人が通訳を買って出てくれる場合があるため、中国が話せないからと
言って、ものおじする必要性はない。 香港からはMTRで約45分ほどで行くことが
出来るのと、街の看板やメニューも漢字で書かれているため、日本人には比較的
行きやすい場所なのかも知れない。 尚、香港と中国の国境を通過する際には、
パスポートが必ず必要で、国境自体は歩いて渡る。
【お勧めの一冊】
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