最近は、かなり簡素化されたロシアへの渡航手続き。 昔は、ビザ申請時に、希望する
滞在地を全て記載しなければならず、基本的に、ビザに記載された都市以外には行く事が
出来なかった。

ビザに貼り付ける写真も現在では1枚になっているが、かつては、切り離して入国の際に
提出するものと、手元に残すものの2枚が必要であった。  ロシア入国時には、必ず、
トランクを開けて中身をチェックされ、もしも、グラビア系や、ポルノ系の雑誌が入って
いたら、全て没収の対象。

出国時には、財布のチェックが行われ、当時は国外への持ち出しが一切禁止されていた、
ロシアの通貨、ルーブルが見つかった場合も、全額没収の対象であった。 その後、
硬貨だけは、国外に持ち出せたが、札だけは、2000年近くまで、持ち出し禁止のままで
あった。

イミグレーションカード

ロシア入国後には、72時間以内に、必ず、滞在地の申告、並びに、登録をしなければ
ならず、この際に発行される証明書は、パスポートと共に、常に携帯をし、警官に提示を
求められた場合には、必ず提示をしなければ、国外退去の対象となったが、今では、
その申請も、7営業日以内までに登録をすれば良いため、かなり簡素化されています。

その昔、知り合いが、この手続きを怠ったため、国外退去となったが、日本のいい加減な
職員たちとは異なり、ロシアの入国管理官が、ハバロフスクの空港で飛行機に乗り込ま
せる最後の登場ゲートまで、付きっ切りで付いて来たそうです。 何を隠そう、この私も、
この72時間以内の手続きに間に合わなかった事があり、当時は、燃料不足で飛行機が
全便欠航していたにも関わらず、そのような屁理屈は一切通らないのがロシア。 当然、
罰金を科せられました。

ロシアのビザ発給の条件は、毎年何らかの変更があるため、常に最新の情報を調べて
から、ロシア大使館領事部へ行く事をお勧め致します。

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