日本では、既に社会的な問題ともなっている長時間残業。 既に、残業が半ば強制と
なっている企業も多々存在しており、定時で帰るのは、悪とまで考えている人間も居る程。

そもそも、
朝の出社時には、例え、交通事情により遅れたとしても、一分でも遅れると、
キチガイのように注意をされる、あるいは、一切何も言わずに、当然のように給料をカット
されるのだが、逆に、
帰宅時間に関しては、一分経過しようが、何時間経過しようが、誰も
何も言わない。 いや、言えないのが日本社会の実情となっている。

これだけ多くの人が『残業』というテーマに反応するということは、それだけ日本の会社
では、長時間残業が常態化しており、不満に感じている人がとても多いということだと
思うのだが、ほとんど全ての人が残業は嫌だと感じている筈なのに、一向に残業は
なくならない。

長時間残業が働く人の心や身体に悪影響を及ぼすのは、言うまでもないのだが、残業が
悪影響を及ぼすのは、それだけではない。 長時間残業は、個人を超えて、チーム全体
にも悪影響を及している。 残業が常態化しているチームの雰囲気は悪くなり、生産性も
著しく低下する。

余りにもその状態が長く続くと、心や体を壊して離脱する人が出始め、そのことがさらに
チームの状態を悪化させる。 チームにとって長時間労働は明らかに悪となっている。
長時間の残業を回避する方法としては、まずは、作業を開始する前に、その日の作業
内容をチーム内で話し合い、それぞれの役割分担を明確化する事が重要となる。

現在、大手企業内では、残業が禁止されている企業が多いのだが、このような作業前の
確認を徹底して行う事により、残業を撤廃している。 中小企業の場合は、大手企業とは
異なり、大手からの作業を丸投げされる事が多いため、
残業は、いわば、必須アイテム
ともなっているのだが、作業の効率化を極力考えて、クライアントに
対しては、余裕の
ある納期の設定をして、最初から出来ない事に関しては、事前にその旨を伝え、無理の
ない時間設定をする事により、お互いに気持ちの良い取引となるよう心がけましょう。

基本的に、周囲に流される人の場合は、定時退社に関しても、なかなか切り出せない
ものがあるのだが、そのような周囲の目などは気にせずに、我道を行きましょう♪



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■残業が増える仕事術

1 疑問を持たずに盲目的に仕事している。
2 前提条件や環境を無視する。
3 何も言えない雰囲気がある。
4 誰が何をするのか役割分担が曖昧である。
5 慣れていることを変えたがらない。

■残業しない仕事術

1 問題提起から全ては始まる
2 条件を知り前提を見直す
3 雰囲気は誰が作っているのか
4 誰が何を何処まで何時までに仕上げるのか
5 慣れていることは変えられる

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