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2015年、戦後70年を迎えるが、同じ敗戦国の日本とドイツは、戦争に敗れた
時点では、まだ同じスタートラインに立っていた筈だったが、その後、無駄を
省いて合理的な現実路線へと突き進み、ヨーロッパでは、『一人勝ち』とも
言える程の強大な経済力を持っているドイツ。 一方の日本は、何もかも
ウヤムヤにしてまるで結果を出さない『和』を重視して来た。 その『和』は、
いつしか、『同調圧力』へと変化し、生きづらい社会へと変化した。

その両国は、今、世界からは、まるで違う評価をされている

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一般的に、日本の大手企業では、上司が、自分の都合の良いように、部下を
管理し、その殆どにおいて、個々の社員の意見を一々言わせる事はないが、
ドイツの場合は、その真逆の方針を取っており、上長が率先して、部下の
意見を聞き入れ、それを積極的に上層部へとエスカレートしているため、
基本的に、ドイツには『ホウレンソウ』は存在しない。 ひとりひとりの社員が、
自ら考え、結果を出すのが当たり前なのである。

ドイツでは、会議等においても、部下が話しやすい雰囲気を作り出し、それぞれの
社員の能力を引き出す事に重点が置かれているため、国民一人当たりの
生産能力が非常に高い。 学校教育においても、議論を活発に行っており、
問題解決のためには、徹底的な議論を重ねて、必ず結論を出す。

 

一方、日本の場合は、会議等でも、適当に当り障りのないような話題で
時間を潰して、結論を一切出さないため、仲良しごっこの領域を出る事が
出来ず、単なる時間の無駄となるため、更に無意味な残業ばかりが増える。
ひとりひとりに意見を聞いたとしても、そもそも、何も考えてはいないため、
的はずれな回答が得られるか、または、間違いを恐れて、誰も発言をしないため、
その場を仕切るのは、主に、権力者。 よって、皆揃って、同じ方向にしか
進まない。 石橋を叩いても渡らないタイプの人間の場合は、テコでも
その場から離れようとはしないため、人的な流動性も全くない。 同じような
人間ばかりが集まり、同じような話ばかりを繰り返しているため、何も進歩がない。
よって、国民一人当たりの生産性は、世界ても最低レベル。 但し、その事を
隠さなければないため、職場には、長く居なければ、真面目に働いているとは、
みなされない。

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学校教育も、何もかもが画一的であるため、それに適応出来ない児童は、
概ね、登校拒否に陥り、社会からは、見捨てられる。 これは、学校に
限った話ではなく、社会でも似たような状況が払拭されないため、自分が
イジメにあわないためには、先に相手をイジメるという、意味不明な理論が
まかり通っている。 身内には生ぬるく、それ以外には、徹底的に厳しいため、
常に上の人間の機嫌を取らない限り、出世の道もない。 よって、日本には、
裏表がある人間と、自殺者が極端に多い。

似ているようで、全く似ていない両国民は、同じくアメリカの占領を
経験したが、長らく分断国家として存在していたドイツは、何事に置いても、
したたかで、平和ボケを謳歌し続けている日本人とは、根本的な考え方が異なる。

蒙古襲来の折には、カミカゼが吹いて助かったが、外敵から再度襲来を受けた
際には、何も抵抗せずに死んで行くのが、サムライの美徳というものなので
あろうか。

ドイツ人と日本人。 同じ敗戦国なのに、なぜ世界の評価がこんなに違うのか

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