オランダの学校は、公立、私立とも、独自の個性的な教育を奨めているところが
多く、子供や親は、学校の教育内容を良く検討して、子供に合った学校を選ぶ
ことが出来る。 もし、子供に合う学校がない場合は、親が新しい学校を創る
権利も認められている。 全ての子供を同じように教育するのではなく、生徒
一人ひとりの個性に合った教育がなされている。

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義務教育は、5~16歳の11年間で、初等教育と中等教育にまたがっている。
日本の幼稚園と小学校にあたる初等教育は、8年制(4歳から12歳)と
なっており、入学式はなく、それぞれが4歳になった時に入学する。 体験入学が
1週間あり、もしその学校が合わなければ、転向することも出来る。

オランダの夏休みは、会社も学校も皆が同じ時期に休みを取るのではなく、
地域ごとに時期をずらし、年によって時期が変わる。 これは、皆が一斉に
夏休みに入ると、交通機関や避暑地が混雑するため、このような処置が取られて
いる。 学校の夏休みは、7月中旬頃から9月初めの6週間で、学校を3つの
グループに分けて、1週間づつずらして休む。

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オランダでは、特に初等教育に力を入れており、12歳の初等教育を終えた
時点で、成績を元にして本人と親と先生とで話し合い、将来なりたい職業を
ふまえて、中学校を選択する。 中等学校には、一般中等学校、大学進学校、
職業科中等学校の3つがある。

大学に進学する生徒は、6年制の大学進学校に進み、その後、大学に入学する。
農業に就きたい人や保母、大工等になりたい生徒は、4年制の職業科中等学校に
進んだ後、更に、中等、高等職業学校へと進む。

多くの人は、一般中等学校(4年制と5年制がある)を経てから、希望する
職業の資格を取れる高等職業学校へと進む。 中等学校は、入学してから
1年間試してみてから、その後、他のコースに移ることも出来る。 全ての
最初の4年間は、義務教育で、入学試験はなく、卒業時に非常に難しい国家
試験がある。 高等職業学校と大学が、高等教育とされている。

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