多言語翻訳 Samurai Global ~多言語のススメ~

世界各国のニュースを知る事により、多言語、多文化
共生社会を目指します。
日本ではなかなか伝えない世界各地の真実を伝えます。

世界80言語対応の『多言語翻訳 Samurai Global』を運営しています。 お見積もりはお気軽に『お問い合わせ』からお願い致します (^-^)b 『我孫子ゲストハウス』の運営も行っております。



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    タグ:中国

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    新型コロナウイルスに感染するのは、自業自得と考えていた人の割合が、日本では
    米国や英国などと比べて突出して高かったという調査結果を三浦麻子 大阪大教授ら
    心理学者の研究グループがまとめた。 国内で感染者が非難されたり、差別されたり
    したことと、こうした意識が関係している可能性があるとしている。 感染症は
    誰でも感染する可能性があるが、本来、被害者である本人に責任を負わせる
    社会的な風潮は、教育の問題とも言える。

    三浦教授らのグループが2020年3~4月に掛けて、日本、米国、英国、イタリア、
    中国の5か国で各約400~500人を対象にインターネット経由で回答を得た。
    「感染する人は自業自得だと思うか?」との質問に、「全く思わない」から
    「非常に思う」まで賛否の程度を6段階で尋ねたところ、以下のような結果と
    なった。

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    この調査によると、「新型コロナウイルスに感染する人は自業自得だと思うか」
    との質問に対して、「どちらかといえばそう思う」「ややそう思う」「非常に
    そう思う」と回答した人は、米国人が1.0%、英国人が1.49%、イタリア人が
    2.51%、中国人が4.83%であったが、日本人は11.5%と突出して高い割合と
    なった。

    日本人だけが割合が高いことについて三浦教授は、現時点では明確な理由は
    不明としているものの、自業自得と考えてしまうメカニズムについては、
    「公正世界仮説」という考え方を提示しており、社会は本来、安全で公正なもの
    であるべきとの考え方で、この価値観が強い人は、人間の行為について必ず正しい
    結果が帰って来ると考えがちとなる。 そうしたところに、想定外の悪い出来事が
    発生すると、自身の価値観を維持しようとするあまり、被害者が過去に悪いことを
    した報いであると考える傾向が強くなる。 通り魔事件の被害に遭った女性が、
    逆に「深夜に出歩く方が悪い」責められたりするのは、このメカニズムによるもの
    である。

    今回のコロナ危機でも、一部の論者が「コロナはただの風邪に過ぎない」として、
    対策を強化することや慎重な行動を取ることについて感情的になって批判して
    いるが、これも世界が安全であって欲しいという認識と現実のギャップが生み
    出した不安心理と考えて良いであろう。


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    現実問題として、日本各地ではコロナを理由にした差別やバッシングが発生して
    おり、こうした風潮は、コロナに関係なく、以前から横行していたが、日本国内の
    感染者数がハッキリとしないのは、このようなバッシングだらけの社会で、
    名乗り出にくくなっていることが原因であるのは明らかである。 日本は諸外国と
    比較して十分な検査態勢が確立しておらず、更には、補償問題もあいまいなままで、
    周囲からこのようなバッシングが横行すれば、感染の実態を把握することが更に
    難しくなる。

    日本では感染症に関する体系的な教育を行っていないという指摘も一部の専門家
    から出ているのだが、感染症に関する学校教育が行われないのも、こうした
    公正世界仮説が影響している可能性がある。 長期的には教育という部分にも
    目を向ける必要がありそうだ。

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    トルキスタン
    中央アジアは、元々は1つの国であり、「トルキスタン」と呼ばれていました。
    その後、「西トルキスタン」は、ロシア帝国へと組み入れられ、現在の
    カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、トゥルクメニ
    スタンとなり、一方の「東トルキスタン」は、中国の一部となり、
    新疆ウイグル自治区となりました。

    中国南方航空で武漢へ
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    今回は、フライトキャンセルをされる直前まで、往復共に、東トルキスタンの
    州都であるウルムチを経由する予定でした。 ウルムチには、26年前にも
    行こうとして、ロシア側のビザが下りず、結局行けなかったため、今回は、
    どうしてもウルムチに行きかったものの、ギリギリになって、往復とも
    フライトキャンセルにされてしまったため、仕方なく武漢の後は、
    北京経由となりました。

    【武漢】
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    まずは、中国南方航空で成田から武漢へと飛びます。 そこから、北京経由の
    海南航空でカザフスタンのアルマアタに抜けます。 成田から武漢までは、
    約3時間半のフライト。 途中1回の機内食が出てきました。 武漢国際機場は、
    新しいターミナルで、成田空港よりも遥かに近代的。  武漢国際機場から
    車で5分程度のホテルに1泊し、翌日お昼の飛行機で北京へと移動します。

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    翌朝は、空港内にあるラーメン屋で軽く朝食を取った後、そのまま北京へと
    向かいました。 武漢から北京までは、約2時間半のフライト。 北京では、
    約4時間弱の乗り換え時間があっため、とりあえず、街に出る事にしました。
    と言っても、天安門広場に行って、帰って来るのがやっとであったため、かなり
    大急ぎでの北京観光となりました。

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    バイカル湖は、世界で最も透明度の高い湖で、シベリアのイルクーツクの
    近郊にあります。 深さも世界一で、元々、バイカル湖周辺に住んでいたのは、
    モンゴル系のブリヤート人であった。 その後、ロシア人が大量に西進して
    来たため、少数民族へと転落した。 バイカル湖にはアザラシが多く、
    イルクーツクのお土産は、ブリヤートの民芸品とアザラシのぬいぐるみが
    中心となっている。

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    【ロシアの空港の常識】
    ロシアの空港では、ほんの数年前まで、空港職員による窃盗が極当たり前で
    あったため、サランラップのお化けのような設備が必ず空港にはあるのだが、
    有料で1,000円程度も掛かるため、経済成長により、今更盗む必要性すらなく
    なった過去の異物とも言える。

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    ロシアでアジア人に対する差別が非常に少ないのは、自分達の体の中にも、
    アジアの血が流れている事を知っているため。 ロシアは、400年近くも
    モンゴルの支配を受けていたのだが、そのモンゴル人が西に進むに連れて、
    ヨーロッパ化したのが、現在のタタール人。

    【イルクーツク】
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    ロシアではさほど珍しくはなくなった中国語の看板。 多くの空港等にある漢字は、
    短いものだと日本語と同じだったりするため、一見、日本語にも見えのだが、
    全て中国語。 ロシアにとって、最も友好的な国は、中国とセルビアであり、
    セルビアでも時折、ロシア語を見掛けた。 20年ほど前までは、日本企業の
    看板だらだったのだが、今となっては、全て中国企業と韓国企業の看板のみと
    なっているため、この20年間の日本の凋落振りが分かる。

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    イルクーツクまでは、ほんの数年前までは、新潟空港からしか飛べなかったのだが、
    今は、新潟に成り代わり、成田から直行便が飛んでいる。 ロシアへの窓口としての
    新潟の役割は、既に、富山へと完全に移行しており、時の流れと共に、新潟の
    役割は、もう終わったのかも知れない。

    【お勧めの一冊】


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    10世紀、唐の崩壊後に起きた中国の内部抗争は、ベトナム人に中国の支配を覆す
    機会を与えた。 愛国的な武将、誤権が率いる反乱軍は中国軍を破り、939年に
    ベトナムの成立を宣言した。

    誤権は、中国に占領される前の王国の首都であったコーロアを都と定めたが、
    短命だったので、強力な国家を建設出来なかった。 944年に誤権が死ぬと、
    財力のある土豪たちが権力争いに走った。

    1009年に、土豪のひとり、李太祖は全土を平定して李王朝を打ち立て、翌年、
    首都を現在のハノイに移した。 国名は後に大越(ダイヴェト)と改めた。
    李王朝は中国の儒学に基づいて、行政制度を組織し直した。 学生は儒学を
    勉強して厳格な採用試験(科挙の制度)に合格しなければ、中央政府の官僚には
    なれなかった。

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    李王朝時代にベトナム人は、新しい水田が欲しくて南へと移動し始めた。 ベトナム
    中部には、チャム族がまだ耕していない土地があったので、チャム族のチャンバ
    王国を攻め、その領土を奪って行った。 ベトナム人農民は、沿岸の低地で米を
    植えはじめ、技師たちは堤防や運河を建設して洪水を防いだ。

    李王朝は、宮廷の高官、陳一族が、一族の幼い男子を李王家継承者の幼女と結婚
    させて、陳王朝を築いた1225年まで続いた。 陳王朝は、ベトナムの政治を
    発展させた。 洪水から水田を守る公共事業によって、農民は穀物の収穫を
    増やしたので、経済は豊かになった。 官僚が行政を握り、仏教が盛んになった。

    13世紀後半に、モンゴル(元朝)軍がアジア大陸東部を伝って、大越に攻め入った。
    この侵略者を追い返したのが、陳興道将軍だった。 14世紀には陳王朝は、ベトナム
    中部のチャンバ王国と軍事衝突を繰り返した。 チャンバ国王が中国に助けを
    求めたために、大越は中国に攻撃されて1407年までに独立を失い、中国(明)の
    直轄地になってしまった。

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    中国の皇帝は上流のベトナム人に中国服を着用するように命じ、また、ベトナム語を
    教えることを禁じた。 過酷な中国同化政策は、既にベトナムの反抗を引き
    起こした。 金持ちの土豪であるレロイは、抵抗運動を組織し、1427年に
    中国人を追い払った。 レロイは大越の皇帝に即位し、ハノイを首都に定めて
    黎王朝を打ち立てた。

    黎王朝が治めた大越は、政治が安定し、儒教文化の黄金時代だった。 黎王朝で
    最も偉大な皇帝黎聖宗は、新たな法律体系を確立し、15巻の大越史の編纂を命じて
    いる。 1470年代にはチャンバ王国を併合して、ベトナム領土を南方へ広げて
    行った。

    【お勧めの一冊】


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    中国でも有数の観光地、アモイのコロンス島へと渡ります。 人気の観光地
    だけあって、フェリーもかなり激混みします。 フェリーターミナルから
    コロンス島までは、2航路ありますが、何故か勝手に遠い方の桟橋にされて
    しまったことに気付いたのは、フェリーに乗り込む時でした。 チケットも全て
    中国語のみで書かれているため、『コロンス島に行きたい』ではなく、桟橋名を
    ハッキリ言うべきだったと後から後悔しました。 中国国内からあり得ない
    ぐらいの人数のツアー客がバンバンとやって来るため、次のフェリーの順番
    待ちで1時間程度掛かりました。

    フェリーターミナル内には、お土産屋が沢山あるため、その間、色々とお土産を
    見て回りましたが、やはり南国なんだなと感じさせるフルーツの盛り合わせや
    新鮮なカニ等がありました。 コロンス島は、洋風な歴史的な建物が多く、
    中途半端にハワイ等に行くよりも、アモイの方が治安も良く、物価も安いため、
    お勧めです。

    このフェリーターミナルに到着したのは、午後1時前後で、この時点でツアー客が
    大量に押し寄せており、館内はかなりごった返していました。 フェリーターミナル
    内は、人、人、人の波で、チケットを購入する際にも、乗船する際にも、必ず
    パスポートが必要です。 よって、パスポートを忘れると、船には乗れないため、
    要注意。 チケットにもしっかりとパスポート番号と名前が記載されています。

    コロンス島に渡る前は、手前側の三丘田埠頭へ渡るつもりだったものの、何故か、
    チケットはその三丘田埠頭ではなく、遠い方の埠頭にされてしまっていました。
    恐らく、余りにも混み過ぎていたため、早い便で取れたのが、遠い埠頭だった模様。
    尚、三丘田埠頭までは35元で行くことが出来るものの、遠い方の埠頭までは
    往復で50元掛かります。

    コロンス(鼓浪嶋)島は、租界地時代の名残りを残す街並みで、ヨーロッパと
    アジアの融合が美しく、確実に中国ではないどこかといった雰囲気がします。

    【アモイフェリーターミナル】
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    アモイフェリーターミナルから約20分程の船旅でコロンス島に到着します。 対岸は
    台湾であるため、同じフェリーターミナルからは台湾行きの国際便も出ています。
    海沿いには、建設中のビルが多く、この先、この付近の景色は劇的に変わるのだと
    思います。

    発展著しい経済特区のアモイは、福建省の中でも、省都の福州よりも発展している
    かも知れません。 スワトウは、広東省側にありますが、アモイは福建省にある
    唯一の経済特区であるため、アモイだけ他の経済特区とはかなり離れているものの、
    それでも、この経済発展のし方であるため、アモイは、観光地としても経済特区
    としても魅力があるのだと思います。 日本からは、成田と関空からアモイまで
    直行便が出ています。

    コロンス島は、南国の雰囲気満点の人気観光地であるため、道端でお土産や
    フルーツ等が売られています。 港に到着するや、ガイドが山ほど寄って来る
    ため、それを掻き分けて、進んで行くと、このような綺麗な海岸が多数あります。
    島内は車の使用が禁止されているため、車は一切走っていません。 自転車もなく、
    島内の移動は、徒歩か専用の電気自動車のみです。

    アモイフェリーターミナル】
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    ここからがコロンス島観光のハイライト。 コロンス島最高峰の日光岩へと
    登ります。 洋風の建物と海岸が美しいコロンス島は、さほど大きくはない
    島ですが、島内を色々と見て回るのには、1日は必要です。 観光でありながら、
    一本路地を入ると、島民の昔ながらの生活を垣間見ることが出来ます。

    この日光岩への入場料は60元(約1,140円)。 コロンス島に渡るフェリーの
    料金は50元だったので、それよりも高いということになりますが、ここまで
    来たからには、絶景を拝まない訳には行かないため、ある種、殿様商売。 細い
    階段を上がって行くと、絶景が眼前に開けます。

    日光岩は、コロンス島のほぼ中心部にある標高93m、直径40mの巨大な岩で、
    島全体とアモイの風景を楽しむことができる観光スポット。 日光岩への入口は
    非常に急な階段を登るため、歩きやすい靴で行った方が良いと思います。
    コロンス島に行く人は、ほぼ全員が行くスポットのようで、どこも非常に
    混雑しています。 階段は、上に行くほど狭くなっています。

    日光岩は、アモイ全体を見渡せるため、アモイの経済発展ぶりが手に取る
    ように分かります。 この日は非常に晴れていたため、絶景に遭遇出来ました。
    中国でも有数の人気スポットだけあり、今まで行った中国の景色の中では、
    一番かも知れません。 眼前には、洋風の館が建ち並び、アジアでありながら、
    アジアではない風景が広がっており、中国に居ることすら忘れてしまいます。

    コロンス島での滞在は、ものの2時間だけだったので、島内をざっと見た
    程度であったため、今度はアモイに一泊し、コロンス島を堪能したいと思います。
    アモイも市内が非常に広いため、移動だけでもかなりの時間が掛かります。

    コロンス島は観光地なので、表通りは綺麗に整備されていますが、一本路地を
    入ると、島民たちの日常の生活があります。 お土産を売ったり、ガイドを
    したりの他にも、漁をして魚を売っている人たちもいます。 細い裏路地を
    通って、アモイへと渡るフェリーターミナルへと向かいます。 島内は、路地が
    複雑に入り組んでいるため、方向が分からなくなります。

    島内は洋館が多いため、異国情緒が漂っていますが、一本路地を入ると、
    中国っぽくなります。 道教のお寺があったので、とりあえず、お参りを
    しました。

    【コロンス島】
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    フェリーターミナルから、大急ぎで、アモイ駅へ戻ったところ、本日の深圳への
    最終電車は既に行ってしまいましたと絶望的なことを言われたため、大急ぎで
    アモイ北駅へと向かいます。 ここで判明したのは、アモイ駅からアモイ北駅
    までは、渋滞知らずのBRTを使っても、ほぼ1時間も掛かるという事実。 福州から
    やって来るアモイ北駅経由の最終電車の1本前の発車時間の10分前には何とか
    アモイ北駅には到着出来たものの、中国高速鉄道は、発車10分前には、全ての
    手続きが出来なくなるため、最終的には、最終の深圳北駅に乗ることに。

    深圳北駅行きの最終電車までは、30分程度あったため、アモイ北駅でお土産を
    買ったりしましたが、深圳北駅に到着するまでの3時間45分の間、地下鉄の最終
    電車に間に合うかどうかが全く分からなくったため、気が気ではなかったものの、
    心配したところで、何も変わらないので、とりあえず、心配するのは止めましたw
    最終的に、10分弱も前に深圳北駅に到着したものの、地下鉄の最終には間に
    合いませんでした(涙)

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    中国経済特区への旅、アモイ(中国語名:廈門(シャーメン))編です。
    こちらも中国に5つある経済特区のひとつ。 深圳からアモイに行く途中に、
    もうひとつの経済特区であるスワトウも通るのですが、今回は、時間が
    なかったため、スワトウは通過しました。 アモイへの高速列車は、全て
    深圳北駅から出発します。

    深圳駅から深圳北駅までは、地下鉄で丸1時間掛かります。 香港から深圳駅
    までは、45分程度で到着出来ますが、深圳から深圳北駅までの方が遠い
    ということになり、中国では、発車時刻の10分前には全ての手続きが終わって
    しまうため、移動のためには、かなり時間の余裕を持って行動しなければ
    なりません。 尚、深圳北駅は、英語では『Shen Zhen bei』。

    アモイ駅とアモイ北駅も新交通システムBRTで約1時間ほど離れており、
    深圳北からアモイ駅までは、時速200キロの中国高速鉄道でも3時間45分
    掛かります。 料金は、深圳北→アモイが188元(約3,570円)、深圳北→
    アモイ北が180元(約3,420円)でした。

    【深圳北駅】
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    中国の国内移動には、身分証明書の提示が必須で、パスポートを常に持ち
    歩かなければなりません。 中国人の場合は、駅でタッチするだけで改札が
    通れる身分証明を皆所持しているのですが、外国人の場合は、パスポート
    以外提示出来る物がないため、特にどこかへ行く予定がなくとも、パスポートは
    持ち歩いた方が無難。 アモイのコロンス島に渡る際にも、パスポートは
    必須でした。

    この日は、アモイに行くことを見越して、深圳北駅のそばに宿を取ってあったため、
    地下鉄に乗って4駅目の深圳北駅で、まずは腹ごしらえ。 中国でも日本同様、
    車内販売の売り子が回って来ますが、やはり、食べ物は駅で購入した方が安い。
    中国は意外と物価が高いため、油断すると、結構お金が掛かります。 深圳は、
    香港と比較すると非常に物価が安いものの、東京と比較すると、ほぼ同程度の
    物価(物によっては深圳の方が高い)であるため、油断は禁物。 尚、深圳北→
    アモイまでは、概ね1時間に1~2本程度の高速鉄道『和調号』が走っています。

    【アモイ駅】
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    深圳北駅からの中国高速鉄道は、2、3年ぐらい前に開通したばかりで、深圳北
    からアモイまでの路線と、深圳北から福建省省都である福州南までを結ぶ路線の
    2系統があります。 深圳北からアモイまでは、3時間45分の長旅、距離にして
    約500キロ離れています。 アモイは、台湾の対岸、福建省にあり、福建省は
    世界中に散らばっている『華僑』の故郷とも呼ばれています。

    日本語にもなっている『茶』は、福建省の方言で、『お茶』の語源は大きく分けて、
    『テー』か『チャ』の2つの系統に分かれるものの、どちらも元々は中国語が語源。
    中国高速鉄道和調号は、全席指定ですが、誰も指定された席には座ってはおらず、
    それでも誰一人として文句を言わないのが、中国人のおおらかさ。

    中国では、一般的に一軒家は相当な田舎まで行かなければ存在せず、通常、一般
    市民は、高層アパートに住んでいます。 これは、香港、マカオ、ロシアも全て
    同じ。 現在、中国では、建設ラッシュの真っ最中であるため、至る所で高層
    アパートの建設が進められています。

    アモイ駅からは、数年前に新たに開業したばかりの新交通システムBRTに乗り込み、
    終点の海側まで行くことにしました。 アモイ駅自体も、1年ちょっと前に高速鉄道
    開通に向けて、大幅にリニューアルされたばかり。 アモイ駅からアモイ北駅
    までは、BRTで約60分、4元(約76円)です。

    【フェリーターミナル】
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    コロンス島へのフェリーは、余りにも観光客が多過ぎるため、昨年度から
    新フェリーターミナルの方へと移転しました。 通常、移転と聞くと、便利に
    なるものなのですが、中国の場合は、むしろ、不便になりました。
    旧フェリーターミナルは、BRT終点駅からギリギリ歩いて行ける距離に
    ありましたが、新フェリーターミナルは、そこから4キロ弱離れているため、
    51番のバス(1元=19円)に乗って行くことになります。

    BRTは、分かりやすく言うと、バス専用道路を走行する2連結のバスのことで、
    全て立体交差であるため、信号がなく、バス自体は2~3分おきぐらいにやって
    来るものの、車内が日本以上に激混みするため、ラッシュ時には、バスを数本
    待たないと乗れないことも多々ありますが、そこは中国なので、たくましく
    割り込んで行かなければ、いつまで経ってもバスに乗ることが出来ません。 

    アモイのバスは1元(約19円)で、約15分程度で新フェリーターミナルに到着
    します。 尚、アモイのバスは全て中国語のみの表示となり、英語での
    アナウンスも一切ありません。 終点で降りる場合は大丈夫ですが、途中の
    バス停で降りる場合は、運転手に一言降りる場所を告げておくと安心です。
    アモイのバスには、ちゃんと冷房も付いていました。

    【お勧めの一冊】


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    マカオフェリーターミナルから深圳蛇口までは、概ね45分に1本の間隔で高速船が
    出ていますが、中国へ向かう高速船であれば、安いのかと思いきや、香港とほぼ
    同じ3,800円程度。 この1時間の船の旅を高いと見るのか、安いと見るのかは、
    人それぞれですが、来年度中には香港と珠海・マカオを結ぶ橋が完成するため、
    今後この海はバスで渡ることになりそうです。 珠江の河口とは言え、実際は
    海なので、天候が悪い際には、非常に揺れます。 しかも、高速船なので、
    その揺れ方たるや、ジェットコースター並み。 こうして、真っ暗な中、WiFiも
    繋がらない中国へと旅立って行ったのであった。

    マカオを出航したのが午後8時で、深圳蛇口に到着したのが午後9時ちょうど。
    その後、中国の入国手続きを済ませて、どこにあるのかすら分からないシャトル
    バスを探し、6分ほどバスに揺られて蛇口港駅に到着したのが午後9時半。 そこから
    地下鉄に揺られること1時間半、宿泊地に到着したのは、午後11時15分でした。
    尚、深圳の中国語発音は『シェンジェン』。

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    深圳は、想像以上に巨大な街で、一番西の端にある蛇口港駅から深圳北駅の更に
    北側にある宿泊地までは、地下鉄を乗り継いで、実に1時間半を要しました。
    深圳の地下鉄を端から端まで乗車すると、余裕で2時間以上は掛かるため、
    あらかじめどの辺りに目的地があるのか、知っておかないと、想像以上に時間が
    掛かります。

    深圳は、この30年間で爆発的に人口が増えたため、広東省の中では珍しく、
    北京語のみで話しています。 30年前はものの数万人程度の街が30年間で
    1,200万人の超巨大都市へと大変貌を遂げました。 但し、実際に住所を登録して
    いない人間が多数居るため、本当の人口は、更に多く、人口だけで見ると、
    東京をも完全に上回っています。 深圳は人口750万人の香港をも完全に圧倒して
    おり、物価もそこまで安くはないため、後5年以内には香港を完全に抜き去ると
    思います。

    写真で見ると完全に分かりますが、深圳の設備は全て新しく、街中が建設
    ラッシュの真っ只中であることが分かります。 地下鉄の路線数も、実は香港よりも
    遥かに多く、経済特区の中で最も成功しているのが、この深圳。 急激に発展を
    遂げた街は治安が悪いと言われるものの、深圳ではリュックサックを前に下げて
    いる人など全くおらず、人々が手に持っているスマホは、ほぼ全員がiPhoneで
    あることからも、非常に治安の良い街だということが分かります。

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    深圳地下鉄4号線龍華駅。 深圳での滞在地は、この駅のすぐそば。 この日の
    到着時刻は午後11時過ぎであったのにも関わらず、市場の一部は営業をして
    いました。 朝の6時から夜中の12時頃まで営業をしているため、中国の勤勉な
    国民性を垣間見ました。 中国での買い物では、店員とは言葉を全く交わさない
    ため、外国人にはむしろ好都合w この市場で2日連続でトマトを買いました。

    深圳での滞在地は外に全く何も看板が出ておらず、しかも、宿の中には管理人が
    居ないという、とてつもないシステムw 長期滞在している若い学生らしき人が
    親切に対応してくれました。 このことは、Booking.comにも記載があったため、
    特に驚きはしませんでしたが、我ながら、夜の11時過ぎに良くこの場所を見つけたな
    と思いました。 駅に到着した後に、にこの建物の前側にあるお店で道を聞いた
    のですが、英語は全く通じなかったものの、その時に書いてもらった地図が非常に
    分かりやすかったため、一発で見つかりました。 尚、宿賃は2泊で50元(950円)w

    何を隠そう、中国にも実は女性専用者があります。 中国の車両は日本の狭軌の
    狭い車両とは異なり、広軌のため、車内も新幹線並に広いものの、日本とは人口
    比率が全く異なるため、車内は激混みします。 但し、中国では高齢化が
    そこまでは進んで居ないため、電車の中に高齢者が少ないのが特徴。

    地下鉄や鉄道他の公共交通機関に乗る際には、必ず手荷物検査を受けなければ
    ならず、飲み物を持っていると、大概ここで引っ掛かります。 尚、深圳市の
    面積は、東京23区よりも広いため、地下鉄の路線もかなりの数に上ります。

    【お勧めの一冊】


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    珠海(ジュハイ)は、中国に5つしかない経済特区のひとつで、香港国際空港からも
    直接珠海行きのフェリーが出ているものの、フェリーターミナルは、中心街からは
    5キロ程度離れており、逆に澳門に隣接した地域であるため、香港から澳門を
    経由して珠海へと入りました。

    珠海駅は、澳門との越境地帯に直結しており、ここから広州方面等への高速鉄道が
    走っています。 珠海は至る所で建設ラッシュの真っ只中で、建物ほぼ全てが新しい
    ものばかり。 香港と澳門を結ぶ橋が来年度中には完成するため、その橋が完成した
    暁には、更なる経済発展が見込まれます。

    珠江デルタ地帯の対岸にある同じ経済特区の深圳は人口1,200万人の巨大都市
    ですが、珠海は、160万人程度の小振りな地方都市。 深圳よりも珠海の方が
    若干物価は安いものの、日本の物価と比較すると余り大差がありません。

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    澳門との越境地帯に隣接する珠海駅付近が珠海の古くからの中心街になります。
    駅前にある大きな広場の地下には、巨大なショッピングモールがあり、建設されて
    からはさほど時間が経過していないため、非常に真新しい感じがしました。 かなり
    巨大なモールであるため、ここを一通り見て廻るだけでも半日は潰せます。

    中国国内には警察官が至る所に立っており、一瞬物々しい雰囲気なのかと思って
    しまいますが、逆に警官が多いため、街の中はすこぶる安全。 澳門から中国側に
    入ると、一気に英語が通じなくなりますが、中国人は英語が分からなくとも、
    一生懸命理解してくれようとするため、日本人もこの点は見習うべきです。 尚、
    広東省には、中国に5つある経済特区のうち、深圳、珠海、汕頭の3つがあり、残りの
    2つは福建所の厦門と海南省自体が経済特区となっています。 特別行政区の香港と
    澳門も広東省に隣接しています。

    珠海は街を歩いている人達の顔にも余裕があり、そこからも中国の経済に余裕が
    あることがうかがい知ることが出来ます。 南国のため、気候も温暖で、ヤシの木が
    あったりと、澳門からちょっと足を延ばすだけで一気に雰囲気が変わるため、
    観光には、それぞれ最低でも半日は欲しいところ。

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    地下の巨大ショッピングモールで本場のラーメンと餃子を注文しましたが、それぞれ
    25元(約475円)なので、物価は日本と殆んど同程度と考えて間違いなし。 澳門
    から珠海に入ると、物価が非常に安く感じるものの、珠海での物価を日本円に
    換算すると、東京とさほど物価は変わりません。 食べ物は、むしろ、中国よりも
    日本の方が安いと感じるぐらいです。 尚、中国のラーメンは湯麺と言って、
    日本のこってり系とは全く異なり、あっさりスープのため、うどんに近いと感じ。
    中国には、焼き餃子も殆んどなく、水餃子がメインです。

    中国の中でも特別な特権を与えられている珠海は、建物も新しく、若者が多いため、
    未来へのエネルギーに溢れていました。 日本では未だ嫌韓論や嫌中論を振り
    かざしている人間が多数存在しているものの、そのような人間は、このような中国の
    目覚しい経済発展のことなど露程も知らず、己の無知さ加減を周囲へ言いふらして
    いるのと同じ。 相手に対して失礼な態度を取る人間に対しては、相手からも同じ
    ことを返されるという基本的なことを知らないため、同族嫌悪と同じで、堂々巡りの
    繰り返し。 2時間しかなかった短い珠海の滞在はこれでおしまい。 珠海からは、
    澳門を経由して深圳へとフェリーで渡ります。

    中国での出国手続きを終え、越境地帯を越えて、澳門へと入るためには、それぞれ
    15分以上掛かるため、ほんの数百メートルの移動だけでも30分以上は余裕で掛かり
    ます。 同じ中国と言えども、政治体制が異なるため、まだまだ国境は撤廃出来ない
    模様。 尚、この国境を越えると、中国語(簡体字)&英語の珠海から、広東語
    (繁体字)&ポルトガル語の澳門となります。 喋っている言語も北京語→
    広東語へと切り替わります。 中国は、この多様性が面白いと思います。

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    珠海から直接深圳へと渡らなかったのは、澳門の無料シャトルバスで移動した方が
    無料だからで、国境の關閘から澳門フェリーターミナルへはシャトルバスは出て
    いないものの、澳門半島の南側の埋立地にあるホテルギャラクシーまでは、關閘から
    直接行くことが出来るため、一旦、30分掛けてホテルギャラクシーまで南下の後、
    再度シャトルバスを乗り換えて、20分掛けて北上し、澳門フェリーターミナルへと
    向かいました。 よって、澳門の移動は全て無料♪

    本当は、ザ ベネチアン マカオ リゾート ホテルに行きたかったのですが、何故か
    バスが全く来なかったため、その手前にあるホテルギャラクシーにしました。 尚、
    どちらも巨大カジノを併設しており、澳門のカジノ産業は、本場ラスベガスの約9倍
    となっています。 日本でもカジノを反対している人間がおりますが、依存性の
    高い賭博は、何もカジノばかりではなく、パチンコも同じような賭博であるため、
    カジノを反対するのであれば、パチンコやゲームセンターも反対すべきだと思い
    ますが、何も知らない人間には馬の耳に念仏。

    澳門のホテルは、観光客向けにそれぞれのホテルに独自の超豪華なアトラクションが
    あるため、ホテル巡りが澳門の名物のひとつ。 ホテル巡りだけでも丸1日は必要
    です。 今回は時間がなかったため、ホテルは見ずに、澳門フェリーターミナルへと
    戻り、深圳へと渡ります。 本当は澳門でもっと観光をしたかったものの、午後
    11時を過ぎると、中国の地下鉄は終了してしまうため、早めに深圳蛇口港へと渡る
    ことにしました。 香港⇔澳門間の高速船には、無料のWiFiが付いていましたが、
    中国の深圳へ渡る高速船には何も付いておらず、更に、中国内ではFacebook他の
    SNSには全く繋がらないため、澳門フェリーターミナルを最後に、世界からは
    隔離されてしまいました。

    【お勧めの一品】


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    香港エクスプレスの特別セールで、往復航空券を購入すると、往路が10円になる
    というキャンペーンを開催していたため、9月初めに行って来たばかりの香港へ
    再度行くことに。 香港国際空港は、出国税やら空港建設費やら、諸々の諸税金で
    7,000円程度の税金を取られるため、復路の航空運賃は13,800円だったものの、
    往復合計の金額は、20,380円の格安料金♪

    計画当初は、香港で乗り継いでベトナムに行こうと思ったものの、香港空港の
    諸税が余りにも高かったため断念。 前回行こうと思いつつ、行けなかった
    珠海は絶対に行きたいと思ったため、香港には入国せずに、そのまま澳門
    (広東語ではオウムン)へと直接渡り、そのまま中国経済特区である珠海へと
    入国しました。

    澳門と珠海は、同じ中国ですが、政治体制が異なるため、返還後も国境と通貨が
    そのまま残されており、地球の歩き方には、『中国側の一般庶民には、澳門は
    越えるに越えられない壁』と書かれていたものの、国境自体が日本の通勤
    ラッシュ時並に激混みしており、皆軽々と国境を越えていた。

    澳門では入国カードの記入の手続きが今回から廃止されていたのだが、中国への
    入国には出入国カードの記入が必須となっており、国境によって、出国時の
    カードを渡されないことが多いため、出国時には、出国カードだけ新たに記入する
    必要性があります。

    【香港国際空港】
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    香港国際空港では、中国や澳門へ直接渡る場合、香港での入国手続きをせずに、
    そのまま大陸側へと渡ることが出来ます。 特に、香港出国時にこのトランジット
    制度を利用すると、20香港ドルが返還されるため、帰国時こそこの制度を是非とも
    利用したかったのだが、大陸側から渡って来るフェリーの料金は、いずれも片道で
    3,800円程度するため、結局、3,000円程度を返還されても、最終的には余り変わら
    ないどころか、逆に香港を全く観光出来なくなるため、最終日は深圳に午前中まで
    滞在していたものの、深圳の蛇口からフェリーで香港空港へ渡ろうと思えば出来た
    とろをあえて利用しませんでした。 次回は、是非とも帰国時にこのフェリーを
    使用したいと思いました。

    香港国際空港から澳門までは、高速フェリーで70分程度。 九龍から澳門は60分
    程度で行けるのに、更に近い香港空港からの方がより時間が掛かるのはおかしいと
    思っていたところ、途中でかなり減速して一旦停止してバックをしたりしていた
    ため、周辺の海域がかなり混んでいるのか?と思いました。

    現在、この珠江デルタでは、海を渡る橋の建設が進められており、来年度中には
    完成するため、その際には、このフェリーは廃止されてしまうのか? 船内には
    WiFi電波が複数飛んでおり、連続30分まで無料で利用することが出来ます。

    尚、香港から澳門に渡ると、同じ広東語でありながら、併記言語が英語から
    ポルトガル語のみに代ります。 澳門では英語の表記は殆んどなく、全て広東語と
    ポルトガル語の表記ばかりとなるものの、実際は、ポルトガル語は殆んど通じず、
    英語の方が通じます。

    香港国際空港はランタオ島にあるため、澳門側から見ると、九龍半島よりも
    手前側にあります。 この建設中の橋が完成すると、香港から澳門までは、車で
    30分程度で行けるようになるため、次回はバスでこの海を渡るのかと思うと、
    わくわくします♪

    完成途中の『海ほたる』らしきものが高速船からも見えました。 この部分から
    海底に入り、トンネルとなる模様。 澳門までは片道1時間で行けると言えど、
    片道で3,800円は安くはないため、香港だけ見て澳門には行かない観光客も多い
    ものの、香港と澳門は雰囲気が全く異なるため、澳門は是非とも訪れた方が良い
    場所です。

    香港は旧イギリス領、澳門は旧ポルトガル領なので、澳門は完全に南欧の雰囲気が
    漂っており、街全体が世界遺産にも登録されています。 全ての世界遺産は半径
    3キロ程度以内に固まっているため、頑張れば全ての世界遺産を全て歩いて廻る
    ことも可能です。

    【澳門フェリーターミナルから關閘】
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    澳門国際フェリーターミナルから、バスに乗り、中国国境へと向かいます。
    バスの料金は、香港ドルでも澳門パタカでも3.20。 澳門では100%香港ドルだけ
    でも支払いが出来るため、これまで1度も澳門パタカに換金をしたことがなかった
    ものの、バスに乗るため、1,000円だけ香港ドルに両替し、更にバスに乗りたい
    ので、10香港ドルを細かいので下さいと言ったところ、何故かそれだけ10パタカ
    渡されました。 どうせ香港で残りを使うので、その部分も香港ドルで欲し
    かったのだが、香港同様、おつりが一切出ないという適当なシステムのため、
    パタカ自体も適当になくなりました。

    澳門では何が何でも両替はしたくなかったため、当初、観光案内所で澳門の
    国境である關閘まで行けるホテルのシャトルバスがないかと2回も訊ねたところ、
    北方面へのシャトルバスは存在しないとのことだったため、諦めてバスに乗る
    ことにしたものの、後から知ったルートでは、一旦、澳門半島から南側にある
    ホテルギャラクシーを経由すれば、無料で国境まで行けることが判明したため、
    帰りはそのルートで帰りました。 次回からは、このルートを使います♪ 尚、
    澳門のホテル送迎バスは、無料で旅行者も利用することが出来、澳門の主な
    観光地を概ね網羅出来るため、利用価値大です。 間もなく、澳門ではモノレールが
    完成しますが、無料のシャトルバスを使った方が断然お得♪

    澳門と中国珠海との国境『關閘』は、ポルトガル語では『Portas de Cerco』と
    言います。 現在の越境施設の前にある黄色い門が1990年代までの越境のための
    手続きを行っていた場所で、現在では、記念碑的なものとしてそのままこの場所に
    残されています。

    澳門は中国への返還直前まで、中国語とポルトガル語以外での表記を禁止していた
    ため、英語での道路表記は全くありません。 かと言って、ポルトガル語は全く
    通じないという、矛盾をはらんでいるため、道路標識はポルトガル語で読み、
    その他の部分は英語で会話することとなります。

    北京語は問題なく通じるようで、澳門で最も便利な外国語は北京語ということに
    なります。 広東語と北京語は、聞いた感じからして全く違う言語であるため、
    北京語話者には広東語は全く通じません。 澳門フェリーターミナルから關閘
    までは、バスで20分程度。

    澳門と珠海の越境地帯は、ニュートラルゾーンのため、本当は写真撮影禁止w
    よって、澳門側でも見つかると画像を削除しろと言われます。 歩いて3分程度の
    越境地帯には、免税店が多数あります。 越境地帯は川のような幅の海です。
    実際、珠海側も、経済特区であるため、澳門との経済格差は縮まりつつあり、
    そう遠くないうちにこの越境地帯も撤去されると思います。 澳門も日本よりも
    物価が高いため、 安い商品を求めて、日夜澳門人たちがこの越境地帯を越えて
    行きます。 ここからが中国経済特区の本当の旅の始まり♪ 澳門は香港と並び、
    中国の特別行政区となっています。

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    アモイは福建省の南東部、九龍江の河口に位置する港湾都市で、対岸は台湾。
    中心となるのは、東西13キロ、南北14キロのアモイ島。 『アモイ』とは、
    廈門を地元の言葉の閩南語(福建省南部で話されている言語)読みしたもので、
    国際的にも通用している。

    アモイには白サギが多く生息していたことから、鷺島、鷺門という名でも呼ばれた。
    そのため現在でも特産品や地名に『鷺』の字が使われているものが多い。

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    史料によれば、アモイは唐の天宝年間(8世紀半ば)に福安と漳省から陳氏が島に
    移住した時から始まったとされている。 宋代に行政に組み込まれ、明の洪武年間
    (14世紀後期)に城が築かれて『祖国大廈之門』(祖国の大きな家の門)と呼ばれた
    ため、『廈門』の名が付いた。 明末清初には、鄭成功がアモイや台湾を拠点に
    清への抵抗運動を続けた。

    また、アモイ港は水深が12メートル以上あり、かつ周囲の陸地や島が防波堤の
    役割を果たしている天然の良港のため、明の正徳年間(16世紀前期)以降は、
    中国有数の茶葉輸出港として繁栄した。 アヘン戦争の講和条約である南京条約
    (1842年)により開港され、コロンス島に洋館が建てられた。

    アモイは1980年に経済特区に指定され、1984年にコロンス島を含むアモイ全島が
    経済特区となった。 華僑資本を中心とした外資が多数進出し、日本企業も多い。

    繁華街は島南部の中山路と思明南路の中山路寄りの部分。 中山路は2階以上を
    歩道の上まで延ばす、華南地区特有の建築様式を持つ。

    アモイ最大の観光スポットは、古い洋館が建ち並ぶコロンス島で、風情ある
    街並みが美しく、国内でも有名な観光地となっている。

    【お勧めの一冊】


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    インド洋と太平洋の間にあるためフィリピンは、海上交易を行う人々にとって
    便利な寄港地だった。

    フィリピンの南西、スマトラ島にあったスリ・ビジャヤ王国からも沢山の商人が
    やって来て、紀元前600年代までには、スリ・ビジャヤは太平洋の主要な交易勢力と
    なった。

    スリ・ビジャヤはフィリピンを含め、東南アジア全域に渡る海上ルートを支配した。
    スリ・ビジャヤによるフィリピンおよび東南アジア一帯の交易支配は、およそ
    500年に渡って続いた。 ビサヤ諸島というのは、彼らの名前から取ったものだ。
    彼らは、フィリピン諸島の宗教にも影響を与えた。

    スリ・ビジャヤ人は、紀元前6世紀にインドでゴータマ・ブッダにより始められた
    仏教をフィリピンに紹介した。 ヒンズー教を奉じるマジャパヒト王国は、
    1200年代の後半にジャワ島に出現した。 間もなく、フィリピンにおける海上
    ルートの支配者として、スリ・ビジャヤ人にとって代わった。 マジャパヒトの
    指導者たちは、支配地域にヒンズー教を取り入れようとはしなかったが、ヒンズー
    文化の多くの要素がフィリピンにも入った。

    例えば、フィリピン人の正装であるバロン(独自のシャツ)は南インド出身の
    ヒンズー人が身に着けている上着を改めたものだ。 フィリピン人はまた、
    ヒンズー教の言語であるサンスクリットから多くの言語を取り入れている。

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    【アラブと中国商人たち】
    スリ・ビジャヤとマジャパヒトの影響が強かった時代、アラブ人と中国商人たちも
    フィリピンにやって来た。 14世紀までには、アラブ人学者たちがフィリピン諸島の
    南部に上陸し、イスラム教を広めた。

    イスラム教は7世紀にアラビアで生まれた。 15世紀の中頃までには南の島々、
    特にミンダナオ島で多くの人々がイスラム教徒となった。 インド、マラッカ、
    ボルネオなどからもイスラム教徒の商人がやって来て、イスラム教を広めるのを
    手伝った。

    一方、中国人商人たちは、北からフィリピンにやって来た。 その多くはルソン島に
    上陸すると、絹や磁器をフィリピンの木材や金と交換した。 明の時代(1368年~
    1644年)、商人たちはルソン島に居住地をつくった。 例えば、リンガエン港は、
    その名を当時の有力な商人、リン・ガイエンから取ったものだ。

    15世紀の始めには、中国人指導者た北の島々のいくつかを治める程、中国の影響は
    強大となった。 中国人は南から来たイスラム教徒と衝突し、結果的には、多くの
    居住地を失うことにもなった。 1500年代の初めまでには、イスラム教徒たちは、
    勢力をルソン島のほぼ全域に広めた。

    【お勧めの一冊】


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    中国第四の都市である深圳は、経済特区にしていされており、香港に隣接している
    ため、中国の中でも、最も活気がある街のひとつ。 1980年代に経済特区に指定
    されて依頼、ものの数十年の間に爆発的な人口増加が起こり、農村から一気に
    大都市へと変貌を遂げたため、広東省にある街にしては珍しく、普通話(北京語)が
    使われている珍しい都市。 そぐ隣の香港では、100%広東語が使われているが、
    川を越えて深圳へ入った途端、広東語の繁体字から北京語の簡体字へと言語表記が
    一気に変わる。

    深圳駅から地下鉄に乗り2つ目の駅である老街は、その名前とは裏腹に、若者の街と
    なっており、夜でも非常に人通りが多い。 物価は、香港に比べると断然安く、
    治安もそこそこ良いため、日本人には非常に住みやすい街だと思う。 香港ドルも
    使用可能な場所が多いが、一部ではやはり、中国元しか使えないため、香港から
    日帰りで行くにしても、両替は必須。 中国の両替場では、1回に付き800円前後の
    手数料が必ず必要なため、中国でのこまめな両替はお勧め出来ない。

    【深圳中心街の老街】
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    深圳駅から老街までは、地下鉄で2駅であるため、歩けないことはないのだが、
    中国の地下鉄の料金は、1区間2元(36円)であるため、特に歩く必要性がない。
    但し、深圳駅から老街までは、繁華街が概ね続いているため、腹ごなしに2駅
    程度であれば、歩いても良いかも知れない。

    深圳駅自体は、国境駅であるため、特に何がある訳ではなく、高速列車の多くは、
    深圳駅から更に30分程度行った深圳北駅から出ている場合が多いため、注意が必要。
    そのため、深圳駅前は、中国第四の都市にしては意外とひっそりとしている。
    地下鉄に乗ると余り分からないが、深圳は、至るところで建設ラッシュで、
    そこかしこに高層ビルが出現しつつある、現在進行形の街。

    住民票が確認出来ない住民を含めた周囲の推定人口は、1,200万人を超えており、
    概ね東京都と同じ人口規模となっている。 隣の香港を人口でも抜いてしまった
    ため、むしろ、深圳の方が勢いがあり、後10年もすれば、香港が北京語に飲み
    込まれてしまう可能性がある。

    【深圳から国境を越えて香港へ】
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    深圳駅には、巨大なショッピングモールがあり、そこで半日程度時間を潰すことも
    出来る。 特にお勧めなのが、『足浴』と書かれたフットマッサージで、60分間で
    25元(約450円)と香港と比較すると、4分の1程度と、非常に安い。

    深圳は、香港に隣接しているため、英語がある程度通じる。 通じない場合でも、
    その周囲の人が通訳を買って出てくれる場合があるため、中国が話せないからと
    言って、ものおじする必要性はない。 香港からはMTRで約45分ほどで行くことが
    出来るのと、街の看板やメニューも漢字で書かれているため、日本人には比較的
    行きやすい場所なのかも知れない。 尚、香港と中国の国境を通過する際には、
    パスポートが必ず必要で、国境自体は歩いて渡る。

    【お勧めの一冊】


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