広州は、中華人民共和国広東省省都であり、広東省だけでなく華南地域の経済、
文化、教育の中心となっている。 中国では北京および上海に次ぐ、第3の
大都市でもあります。『食は広州にあり』に表れている通り、広州の食文化は
豊かで、飲茶点心やフカヒレ、アワビといった高級海鮮食材から、ヘビ、カエル、
ツバメの巣までもが食材として市場で売られている。

【陳氏書院】
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木、レンガ、石等、敷地内の至るところに見事な彫刻が施され、大量の陶器、
彩色上絵、鋳物などの並ぶ、清代広東の民間建築芸術の粋を集めた芸術館の
ような館。 無名な工匠たちが残した芸術作品は、120年以上の時間を経て
尚も輝きを放ち続けている。 後院の通路の上は『三顧の礼』、『赤壁の戦い』
など、日本でも馴染みの深い三国志や水滸伝などの物語にちなんだ彫刻で飾られ、
さながら歴史彫刻の回廊』となっている。 歴史文化的な価値が高い史跡として
『広州八景』に選ばれている。

【中山記念堂】
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越秀公園内にある中山記念堂は、辛亥革命の指導者、孫文を記念して1931年に
柱を一本も使われずに建てられたもの。 清の皇帝の帽子を模ったという8角形の
ホールは天井まで58メートルと高く、5,000人近くが収容可能。 孫文は日本亡命
時代に東京府の日比谷公園付近に住んでいた時期があり、公園の界隈に『中山』
という邸宅があったが、孫文はその門の表札の字が気に入り、自身を孫中山と
号すようになった。 日本滞在中は『中山 樵(なかやま きこり)』を名乗って
いた。 孫文の故郷は現在は中山市(ちゅんざんし)となっており、香港や
台湾等にも同名の記念館がある。

【道教寺院本山 三元宮】
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三元宮は三元大帝を祀る道教寺院で中国各地にある寺院。 場所は地下鉄2号線
紀念堂駅から解放北路を北上し、応元路を東に入ってすぐ。 越秀公園の南端と
隣接しており、また応元路をさらに東へ進めば中山紀念堂がある。 拝観料は
1元。 中へ入ると、様々な像が並んでおり、地元の人達が熱心に祈りを
捧げる場所となっている。

【西漢南越王博物館】
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今から2100年前に建てられた、西漢初期の南越国君主であった文帝趙昧の墓。
1983年に発掘調査が始まり、中から15人の殉死者と、玉器、青銅器を中心とする
1000件以上の埋葬品が発見され、10年を掛けた遺跡の保存と共に博物館が建設
された。 西漢南越王博物館は、2000年以上の歴史を持つ古都広州のシンボル的な
存在となっており、総合展示館、王墓遺跡、本館の3つの部分から形成されてる。
入館料は12元。

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