フランス大統領選挙決選投票の結果、エマニュエル・マクロン氏が66.1%、
マリーヌ・ルペン氏が33.9%で39歳のマクロン氏がフランス史上最も若い
大統領として当選した。

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マクロン氏はパリのルーブル美術館の中庭に集まった支持者を前に演説し、
『選挙を通じて怒りや不安を表明したすべての国民の声を尊重して行く』と述べ、
経済の立て直しや社会の格差の解消に取り組む姿勢を強調した上で、『世界は
フランスが自由を守ることを期待している。 EUを立て直すために大きな役割を
果たさなければならない』と述べ、EUとの関係を強化して行く考えを示した。

しかし、選挙で敗北したルペン氏も極右政党の候補としてはこれまでで最も多い
票を獲得し、EUや移民政策に対する国民の強い不満を反映した形となった。
また、労働者や若者の間では、マクロン氏が現在のオランド政権の経済相として
自由競争を推進して来たことに不信感が根強く、7日から8日にかけてパリなど
少なくとも8つの都市でマクロン氏に抗議するデモが行われ、一部が警察と衝突
する事態にも発展した。

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マクロン氏は今月中旬に新大統領に就任する予定だが、激しい選挙戦を通じて
分断が広がった国民の融和をいかに進めるかが大きな課題となる。 一方、
ルペン氏は『フランスが直面する多くの課題を前にマクロン氏が成功することを
祈っている』と述べ、敗北を認めた。

EUとの関係を重視するマクロン氏の勝利したことで、市場ではEUがさらに混乱
する事態は避けられたという受け止めが広がっている。 また、多様な社会の実現や
国際協調を掲げるマクロン氏がフランスの大統領になることで、アメリカのトランプ
政権の発足などを受け、世界に広がる自国の利益を優先する動きにも歯止めを掛ける
ことになるのか注目されている。

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一方で、ルペン氏も国民戦線の候補としては、これまでで最も多い1千万を超える
票を獲得して、フランス国内で高まるEU統合や移民の受け入れへの国民の不満を
反映した形となり、マクロン氏は大統領として、こうした不満を解消して行けるか
どうかが問われることとなる。

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一方、マクロン氏が妻に選んだのは、元高校教師の女性ブリジット・マクロンさん。
しかも、彼女は現在64歳で、マクロン氏とは実に25歳の年齢差がある。 その
馴れ初めは、マクロン氏が15歳の頃まで遡る。 高校教師をしていたブリジット
さんに猛烈アタックをし、17歳の時にプロポーズ。 両親から反対され、パリの
学校に転校までさせられているが、結局、18歳の時に交際をスタート。 ブリジット
さんが離婚してから、2007年に見事ゴールイン。 マクロン氏は当時29歳だった。

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