台湾の主な宗教は、儒教、道教、そして、仏教である。 これら3つの宗教は、
数世紀前に漢族系移民と共にもたらされた。 大半の台湾人は、ひとつの
宗教だけを純粋に実践する訳ではなく、これら宗教から、それぞれ一部を
取り入れている。

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儒教は、正確には、宗教的儀式というよいも、倫理規範というべき孔子の教えが
発展したものである。 目上に対する尊敬、厳しい道理的修養、先祖を大切に
する思想を説いた。 こうした考えの多くが台湾人の暮らしの中に生きている。

道教は、宗教というよりも、むしろ哲学的である。 これは、道徳教と呼ばれる
書物から発展したもので、紀元前3世紀中頃かに体系化されたものと考えられている。
道教の思想には、大乗仏教の要素が多く取り入れられており、また、儒教の厳格な
教えに対して、儒教信者が感じている不満の中から発展したものである。

道教は、簡素な生活、社会的義務からの解放、食欲と欲望の否定を説いている。
更に、道教は、台湾に伝わる多くの民間習俗と融合している。 道教寺院で
線香を炊いて、神台に祀られた紙を信仰するのも道教のひとつである。

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仏教は、ゴーダマ・ブッダによる教えが発展したものである。 彼は、紀元前
6世紀のインドでこの宗教の基礎をつくった。 ブッダの説く思想は、急速に
広まった。 この宗教が中国に伝わると、大乗仏教に発展した。 大乗とは、
大きな乗り物という意味で、この宗派は、誰でも幸せになる機会があると
教えている。 この宗教では思いやり、心の平安、他者へのいたわりが最も徳の
高い行いであるとされ、悟りの境地に達する方法として、瞑想を教えている。

台湾の伝統的な宗教行事では、先祖の供養も良く行われる。 親族が紙で出来た車、
家を燃やし、これkらの品が象徴する財産が、他界した親族の元に届くように祈る。

また、台湾の各地に見られる廟も地元の民間信仰の現れである。 三国志の関羽を
祀る関帝廟、海の女神である媽祖廟が多いが、秒には、様々な宗族の神や、地元の
神が祀られている。

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