日本では、財務省によって国立大学の学費の大幅な値上げ案が提案され、
財政制度等審議会において、既にその案の実施が可決されているのだが、世界では、
大学の学費が無料の国がむしろ多く、先進国の中で、大学の学費が有料、かつ、
高額なのは、英語圏と日本のみとなっている。

>>日本の学費は世界一高い?

高福祉国家としても有名な北欧諸国では、国民の大学の学費は全て無料となっており、
その中でも、スウェーデン、デンマークは、2012年からEU圏以外の留学生は有料と
なったが、フィンランド、ノルウェーでは、未だに外国人でも学費が全て無料となっている。



フィンランド、ノルウェーでは、これプラス、大学生であれば誰でも返済不要の奨学金
として、毎月550ユーロ(約7万2千円)が政府から支給されている。 スウェーデンでも
CSNという同様のシステムが存在しており、大学生としてフルタイムで勉強していれば、
奨学金として、給付型約1万円(704SEK)、返済型約2万5千円(1772SEK)を毎週
貰うことが出来る。 これを一ヶ月に換算すると、返済不要の給付型4万円、返済型
約10万円を合わせた、合計14万円程貰う事が可能。 これは、所得に関係なく、
希望者全てに支給される。

>>【ドイツ】外国人でも学費が無料の国

北欧諸国の大学では、英語での授業も充実しており、近年では、学費の高いアメリカや
イギリスからも学生達がわざわざやって来る程。 アメリカやイギリスの場合、
日本同様、学費が非常に高額な事でも有名だが、日本以外の国では、これを補うという
意味で、返還不要の給付型奨学金が用意されているため、世界で最も劣悪な大学
環境は、日本という事となる。 日本でも、奨学金は用意されているものの、その
殆どが返還型であり、かつ、その利率がかなり高く設定されているため、日本の大学生は、
大学卒業と同時に、ローン返済地獄が始まる。 よって、例え、奨学金を貰っていたと
しても、学生生活中にはアルバイト生活に明け暮れ、学業がおろそかになる事が多い。

>>『奨学金』という名の学生ローン地獄

近年、問題となっている、奨学金の返済問題や、ブラックアルバイトは、このような
学生の弱みに完全に付け込んでおり、商売第一主義者らによる、国家破綻の道でしか
ないという事を認識している日本の大学生は、どれぐらい居るだろうか?

20151125151003

日本は、OCED加盟国中、学費に対する公的支出が最も低い国としても知られており、
『学問軽視』のこの政策は、学生が国の将来を担う『国の宝』という意識が欠落して
いるところから来ているため、学問をも『金儲けの場』として、国民を利用しているからに
他ならない。

尚、北欧諸国では、政府が税金を投入して『フォルケホイスコーレ』と呼ばれる『国民学校』
のようなものが運営されており、国民が学費面でも安心して自由に学べる環境が整え
られている。 ドイツでは、同様に、『フォルクスホーフシューレ』が政府によって運営
されている。

EleverKagge

これらの学校では、その学校にも寄るが、生活費込みで、月約10万円程の費用のみで、
授業料、食費、住居費、光熱費、全て込みで学ぶ事が出来る。 特に、デンマークと
ノルウェーでは、英語での授業が非常に充実しているため、デンマーク語やノルウェー語が
例え出来なくても、英語で授業が受けられる体制が整っているため、やみくもに英語圏に
高額の授業料を支払ってまで留学をするのであれば、むしろ、学費が無料な北欧諸国への
留学をお勧めします。 尚、ドイツ語圏やフランス語圏でも大学は、無料となっているが、
北欧諸国程、英語での授業が少ないため、ドイツ語やフランス語が出来ない学生には、
余りお勧め出来ない。

デンマーク、ドイツ、フランスには、『ワーキングホリデー』の制度もあるため、この制度を
利用して、月10万円程度の授業料+生活費で何もかも済ませられる現地の
フォルケホイスコーレ』で学ぶという選択肢を検討してみる価値は十分にあると思う。

>>【悲報】 財務省が「国立大学の授業料」の値上げを提案!

【お勧めの一冊】


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