フィリピンの国土は3つの主要な地域に分けられ、それぞれ、フィリピンの国旗に
ある星によって代表されている。 ルソン島は、その中でも最も大きな島で、
北の端に位置している。

一番南の方にあるのはミンダナオ島で、ルソン島に次いで2番目に大きい。
ルソン島とミンダナオ島の2つの島の間に挟まるように、沢山集まっているのが
ビサヤ諸島と呼ばれる島々である。

これら3つの主要な島の他にも、例えば、フィリピン諸島の西の主な地域には、
山の多い細長いパラワン島がある。 パラワン島とルソン島の間には卵型の
ミンドロ島があり、同島は中央は山地だが、東側沿岸は広い平野部が広がっている。
この他にも、沢山の小さな島々がある。

フィリピン諸島は山岳部が多く、火山活動や地球の地殻変動で造られた山々の
およそ20%は活火山である。 港や漁業に適した長い海岸線もまたフィリピンの
特徴となっている。
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【ルソン島】
最大の島ルソン島にはいくつかの山脈が走っている。 北東沿岸に沿い、およそ
320kmに渡って伸びているのはシェラマドレ山脈で高さは1,000mから1,500mある。

シェラマドレ山脈とコルディリエラ・セントラル山脈の間に横たわるのは、カガヤン
渓谷がつくる起伏のある平原で、コルディリエラ山脈の最高峰は、プログ山で
2,929mある。 プログ山ルソン島中部で突き当たるのが、カラバリョ山脈と
なっている。 中央の平坦な平野は、カラバリョ山脈からサンバレス山脈へと
西方に伸び、サンバレスの一部は南のバターン半島に押し出している。

首都のマニアがあるマニラ湾は、ルソン島の西岸、南シナ海の入り江で、およそ
2,000kmある。 入り江の口をふさぐのがコレヒドール島で、マニラの南およそ
160kmにある。

タール火山は18世紀以来、9回も爆発をして来た。 一番最近では1968年に
爆発した。 もうひとつの活火山はマヨン山(2,421m)で、ルソン島の南東に
あり、この火口丘は噴火口から水蒸気でしばしば隠れてしまう。

【ビサヤ諸島】
フィリピンは7,000以上の島々から成り立っているが、ビサヤ諸島は、そのうちの
主要な7つの島がある。 最も東にあるのがサマール島で、うっそうとした
熱帯雨林に覆われ、ゴツゴツした低い山々が多い。 例年、台風のために
サマール島は豪雨に見舞われる。 その西にあるのがレイテ島で、島の中央を山脈が
走り、高さはおよそ1,200mになる。 サマール島より広い沿岸地域に恵まれている
ため、ココナツ、とうもろこし、米、アバカ(麻の一種)などを生産している。

ビサヤ諸島の真ん中に位置しているのがセブ島で、フィリピンの島々の中では最も
人口の多い島のひとつ。 細長い地形で中央に山脈が走り、最高地点は海抜1,013m
になる。 セブ島では平坦な地は極めて狭く、農地は限られている。 その南に
あるボホール島は広大な低地があり、山地の高さは800mと低い。 ボホール島は
平坦な海岸線のため、船の寄港に適した場所は少ない。

セブ島の西にはネグロス島があり、北の沿岸平野を除くと大部分が山の多い地形
である。 島の最高峰は、2,459mの活火山のカンラオン山となっている。 何世紀
にも渡る爆発の間に島全体に広がった火山の溶岩のお陰で、ネグロス島の土壌は
肥沃になった。 ネグロス島の隣のパナイ島は、ビサヤ諸島の西端に位置する。
パナイ島の山々は西海岸に平行して走り、最高峰は2,049mのナングタド山。
パナイ島の特徴は島中央の広大な低地であり、それは南東にあるイロイロ平原に
連なる。 マスバテ島は、低い山地で覆われている。 また、フィリピンは主要な
近の産地でもある。

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【ミンダナオ島】
フィリピン第2の島、ミンダナオ島は、不規則な三角形のような形をしている。
海岸線は多くの湾や入り江に恵まれている。 東岸の先にあるフィリピン海溝は、
フィリピン海の広大なくぼみで、一番深いところでは海面からおよそ1万539mにも
達する。

ミンダナオ島の東岸はディウアタ山脈が走り、1,800mにもなる。 アグサン川
渓谷はその西、およそ80kmに渡る。 ミンダナオ島中部では、カタングラド山脈が
ほぼ海抜2,700mに達する。 ダバオ市の近くにある2,954mのアポ山は、活火山で
あり、フィリピンの最高峰でもある。

コタバト渓谷は島の中央から西方へ広がり、サンボアンガ山脈はスールー海へ
突き出す半島に位置している。

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