ナターシャ・グジーは、日本在住で、ウクライナの民族楽器であるバンドゥーラを
演奏しながら歌う歌手。 正確に言うと、日本に帰化しているため、ウクライナ系
日本人となる。
1986年4月26日に、チェルノブイリ原発で事故が起きた時に、父親がその原発内で
働いていたため、事故当時、原発から3.5キロにあったプリピャチ市で被曝。
事故が起きたのは夜中であったため、プリピャチをはじめとする、原発周辺の
住民達には、3日間事故が起きた事は公表されなかったため、事故が起きた
当日や翌日も、普通に生活をしていたため、被害が拡大した。
旧ソ連政府は、プリピャチ市民に対して、3日間だけ避難をするように住民達に
指示を出したが、その後、二度と、故郷に戻る事は許されてはいない。
その後、首都のキエフへ家族で移住したが、プリピャチ市は、原発事故後、
街ごとこの世から消し去られ、現在に至っている。
福島の人たちが、チェルノブイリ原発4号炉を視察して、『意外と線量が低かった』
と言ったのは、有名な話。 事故発生当初、チェルノブイリ原発の所長は、事故を
過小評価し、「火災事故」として報告をしたが、その後、その所長は、自由剥奪
10年の刑に処せられている。
チェルノブイリ原発は、事故後も何事もなかったかのように原発の運転を続け、
最後の3号炉がアメリカの援助によって運転を停止したのは、2000年12月の話。
おそロシアよりも、もっと恐ろしいのが、ウクライナなのでは。
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