カナダでは、ゲイやレズビアンであることの権利が法律で守られている。 世界各国
からの移民で構成されたこの国では、肌の色や生まれた国、そして性別や身体の障害
などで差別されることがあってはならないという『多文化主義法』という法律が
あり、それに基づいてLGBTTIQQ2SA(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、
性転換者など、あらゆるタイプのセクシャル・マイノリティ)であることも、
それぞれが持つ独自の文化、あるいは個性として、尊重されるべきとされている。
カナダ最大の都市であるトロントがあるオンタリオ州では、ゲイやレズビアンの
政治家も珍しくはない。 現在のオンタリオ州知事のキャスリーン・ウィン氏は、
女性で初めての同州首相となったが、以前からレズビアンであることをカミング
アウトしており、2013年1月、多数の支持を得て当選した。
オンタリオ州では、世界でもかなり早い段階で同性婚が合法となり、2003年6月に
施行された。 トロントではその直後から同性による結婚式が多数行われており、
結婚式は教会をはじめ、市庁舎やシティセンターなど様々な場所でも可能と
なっている。
同性間の結婚は、カナダ国籍がなくても申請すれば結婚証明書が発行される。
このため、トロントは世界のLGBTカップルのウェディングスポットとしても人気を
誇っており、日本からの旅行者でも挙式をあげる事が出来る。
カナダ国籍を持っていなくても、同性婚が出来る国がカナダ。
日本国籍を持っていたとしても、同性婚が出来ないのが日本となっている。
尚、ギリシャ・レスボス島の住民たちが『レズビアン』という言葉を用いないように
女性同性愛者団体を提訴しているため、最近では、同性愛者の事を『LGBT』と
呼んでいる。
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