エリザベス1世には、子供がなかった。 女王が死ぬと、いとこで
スコットランド王のジェームズ6世が王位を継ぎ、イングランド王ジェームズ1世
となった。 これによって、イングランドとスコットランドが初めて統一された。
しかし、この国は不安定だった。 ヘンリー8世がローマン・カトリック教会を
離脱したことで、宗教問題が起きていたのだ。

国教は、プロテスタントだったが、多くの人々は、カトリックのままでいたいと
思っていた。 また、プロテスタントの中にも、拝礼の方法について、異を
唱える派があった。

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その中の有力なグループが、清教徒だった。 彼らは、神以外の全ての影響を
排除して、宗教を純粋なものにしようとした。 清教徒の中には、信仰の自由を
求めて、イングランドを離れる人達も居た。 その多くは、オランダやアメリカに
移住した。

イングランドでは、宗教の違いによって、王と立法機関である議会との間に争いが
生じた。 内乱が起き、議会派が勝利した。 1649年に議会の命によって、
チャールズ1世が打ち首に処せられ、議会が国の実権を握った。 1660年になって
ようやく、チャールズ1世の息子、チャールズ2世が次の王位に就くよう要請された。

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